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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

研修会~~その①

2018-07-11 | ボランティア

ボランティアの研修会に参加してきました~~。
場所は「大磯町」にある「おおいそ学園」。



児童福祉法第44条に規定する「児童自立支援施設」です。
施設は「県立」ですが、併設する小・中学校は「大磯町立」です。
学校教育を導入する際に、地域の学校の分校を設置したのだそうですが・・・、県立と町立・・・予算の使い方って難しそう(苦笑)


「不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により、生活指導等を要する児童を入所させ、又は保護者の下から通わせて、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者についてその相談その他の援助を行うことを目的とする施設とする」

と、頂いた資料の「概要」に目的が書かれていました。
こうした県立の施設は、神奈川県内には3箇所あるそうです。



施設の食堂をお借りして、副園長さんから「いろいろの説明」を受け、その後「子どもたちの住む寮の一部を見させて頂きました。



食堂の入り口には、大きな「ねむの木」が~~♪



お花も咲いていて、涼しげ~~♪

現在入所している子どもたちは、小・中学生に高等部を合わせて28名。
全員が「個室」だそうです!


「子どもの健やかな心身の育成」
「子どもの「生きる力」と「やさしさ」の育成
「子どもの基本的人権の擁護」

を、基本理念とし、先生や職員の方々が日々努力をされていらっしゃるお話を伺うことができました。

子どもたちのお部屋を見せて頂きました~~(許可を頂いています)
脱ぎ捨てたままの服、ベッドの上に漫画、可愛いぬいぐるみ・・・我が家の愚息たちの部屋と同じ~(苦笑)

いろいろの事情で入所し、ここで「自らの生活を立て直す」毎日の中で、
「人とのふれあい」「社会のルール」「助け合うこと」「情緒の安定」~~等々を、身につけ、いずれは家庭や社会に帰る日を目標に頑張っているんだと思います。

ただ、この学園の出身である事を「隠したい」と思っている保護者の方が多いということもお聞きしました・・・。
気持はよく分かりますが、「そんな保護者の気持が彼らの将来に影響がないといいのですが・・・」と、ふと考えてしまった私です。

自分の子育てを振り返ると「もっとこうしたらよかった」「ああしたら、違ったかも」などと反省することばかりの私ですが、まぁ元気でそれなりに人生を送っていてくれることだけで「幸せ」だと思わないといけませんね(苦笑)

ちょっと重い研修の午前中でしたが・・・、
お昼は「鶏料理のお店」で、ランチ~~♪



参加されたお仲間の皆さんと、おしゃべりをしながら楽しく、美味しく頂きました~~♪