能登半島地震から半年・・・、関東地方でも「首都直下地震」とか「南海トラフ地震」が近いうちに起こる可能性が高いと言われています。
地震だけでなく様々な災害が起こったとき、避難や対応は「そのための準備をしている以上のことはできない」と言われています。
ですから、日頃より何度も訓練や学びが必要だということですね。
その必要性のために、町と自治会連合会が行う学びの場には、できるだけ参加しています。
今日は「防災講演会&ワークショップ」が行われましたので、お隣の奥様といっしょに参加してきました。
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講師は東日本大震災の時に、2500人の被災者を受け入れ福島県内最大規模の「ビッグパレット福島避難所」の県庁運営支援チーム責任者だった、福島大学の教授・天野和彦氏です。
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なるほど~と、楽しく学べたのは、
「さすけなぶる」~という言葉がKEYに、と言うこと~♪
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避難所の運営に関わる人に必要な「5つの視点」~これを理解しないと「人の命を守る」ことができなくなりますというお話。
「さすけなぶる」という言葉は造語です(苦笑)
福島地方の方言で「さすけねぇ」という言葉あるそうです。意味は「心配ない」ということらしいです。
そこに「sustainable」という持続可能であるという英語を組み合わせたものです。
つまり「心配のない状態を持続させる」という意味!
災害に合い、心細い辛い思いを抱えて避難してきた人たちの心に寄り添った言葉ですね・・・。
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ワークショップでは、グループ毎に「こんな問題が起きました。こう対応しましょう。その理由はこうなので・・・」ということを話し合いながら決めていく方法でした。
その中で必要な「5つのKEY」とは、
「さ」~~、さりげなく。
「す」~~、すばやく。
「け」~~、けむたがらずに。
「な」~~、ないものねだりをやめて。
「ふる」~~、ふるさとのように。
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最後にグループの代表が、決めたことを発表。
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人の命を守るためには、「時にはルールを曲げてでも、皆で助け合う」という気持ちがすべてのグループの発表にあり、町の人たちの繋がりの強さを感じほっとしました~♪
災害・・・起こらないことを願うばかりです。