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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「迎春置物」と「はこせこ」~~♪

2024-12-25 | アート・文化
今年最後の「歯医者さん」~半年間についた「歯石」を取って頂きました(笑)

毎回、様々な小物で、季節季節の催事を楽しませて下さる先生の奥様が、前回の通院時に「25日なら迎春の準備はしてあると思います」と、おっしゃったので、予約を今日にしました(笑)

迎えてくれた「迎春」のための小物たちは、こちら↓。
    
「めでたい」「盃」「凧」「水引」「祝い枡」「獅子舞」「お多福」「クシと簪」~~♪

一つ一つが優しく優雅で~~、「日本の正月」を思わせてくれる、ステキなものです。

私が気に入ったのは、「お多福」~~♪
このぷっくりしたほほと、優し気な目~~、なんとも可愛いではありませんか~(笑)
      
それと「クシ」と「簪」~~♪
華やかではなく、落ち着いた絵柄になつかしさを感じました。

私の母が、結婚式で使った「クシ」と「簪」は、もう少し派手目の模様でしたが・・・、私が母の遺品として受け取り、結婚式で使いました。
次は亡くなった妹と、その娘(姪)が使って・・・今は姪が大事に保管していると思います。

お多福さんの近くに置いてあった「獅子舞」~~、こちらはユーモラス(笑)
        
これくらい小さいと、怖さがないですよね~~。

とっても、ステキな迎春小物たちに癒されて、「明るい新年が迎えられる」気がしました~~。ありがとうございます~~♪

そうそう、受付付近に置いてあったこれ~~、「はこせこ」です!
    
多分・・・戦前の物ではないか・・・と、おっしゃっていました。(織物の古さから・・・)
とある事情で譲り受けた古い和ダンスの中に入っていたんだとか!

左手上の光っている7個のもの、材質はわかりませんが、「ビラかんざし」です~~♪
かんざしといっても髪にさすものではなく、「はこせこの飾り」に使うものです。

「はこせこ」は、着物姿の女性が「懐紙や口紅」などを入れて、ふところにさした箱です(ハンドバッグのようなものですね)
今は、七五三の時、七歳の女の子が着ものを着た時、使うこともありますが、なかなか知っている人は少ないかもしれません。

歯医者さんで~~しばし、日本古来の良さを知る時間を持たせて頂いたことに感謝です~~♪