1974年と、30年以上前の製作とあって、ニューヨークの地下鉄の佇まいもだいぶ違ってきている。
乗っている客がひどく貧乏くさいのに対して、強盗たちのリーダーのロバート・ショー(元軍人らしい)がぱりっとしたコートに蝶ネクタイといった金のかかった格好をしているのが皮肉。
日本人たちの描写がステロタイプのようでちょっとひねっている。
ほとんどコンピューターが使われておらず、もちろん携帯もない。
「ある戦慄」同様、事件の間ずうっと寝ている酔っ払いが乗っているのも、七十年代らしい。
役者がウォルター・マッソー、マーチン・バルサムと揃っていて、今みたいにやたら派手な見せ場こそないが、細かいところに味がある。
「フレンチ・コネクション」と同じオーウェン・ロイズマンの撮影で、彩度を落としたざらついた画調。
(☆☆☆★)
本ホームページ
サブウェイ・パニック - goo 映画
サブウェイ・パニック - Amazon
乗っている客がひどく貧乏くさいのに対して、強盗たちのリーダーのロバート・ショー(元軍人らしい)がぱりっとしたコートに蝶ネクタイといった金のかかった格好をしているのが皮肉。
日本人たちの描写がステロタイプのようでちょっとひねっている。
ほとんどコンピューターが使われておらず、もちろん携帯もない。
「ある戦慄」同様、事件の間ずうっと寝ている酔っ払いが乗っているのも、七十年代らしい。
役者がウォルター・マッソー、マーチン・バルサムと揃っていて、今みたいにやたら派手な見せ場こそないが、細かいところに味がある。
「フレンチ・コネクション」と同じオーウェン・ロイズマンの撮影で、彩度を落としたざらついた画調。
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