prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「迷子の警察音楽隊」

2008年01月17日 | 映画
タイトルがいちいちヘブライ文字(初めて見た)とアラビア文字が並んで出てくる。
アルファベットは製作会社の名前など以外には使われていない。イスラエルでは英語も使われているはずだが、内容からしてアラビア文化圏を立てたのだろう。

エジプトの警察音楽隊の話だけれと、扮しているのはエジプト人ではないらしい。だいたい、和平条約は結んだとはいえ、イスラエルと別に仲がいいわけではない。しかし、イスラエルでは従来エジプト映画が人気があるというから、韓国や中国で日本のマンガが人気があるようなものか。

コスプレみたいなバカに明るいブルーの制服を着た警官たちが、妙に可愛く見えてくる。タッチとしてはのどかだけれど、背景になじみのないので本来裏に張り付いている緊張感がわからないので、ちょっと眠い。

ど田舎のがらーんとして人気がないハイウェイでも、街路灯はやたらと背が高くて立派。どんなインフラ整備の仕方をしたのだろう。

外人らしい客がいやに大きな声で笑っていた。日本人の感覚ではあちこちにユーモアは感じても、それほど大笑いする映画とは思えないが。
(☆☆☆)


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