prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「汚れた血」

2009年03月19日 | 映画

作り手に才能があるらしいのはわかるけれど、内容にまるで興味が持てない、というのも困ったもの。というか、画と音はあるけれど、一般的な意味での「内容」らしい内容ってないのだね。
架空の病気が何かのメタファーなのかと考える必要などないだろうけれど、ではなんでそんな設定出したのか、と思う。他の設定も、出したいから出しましたという感じで有機的に結びついていない。なんかいかにも今のフランスらしい、若さが「痩せた」印象にしかまとまっていかない映画。
(☆☆☆)