prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「フェイク シティ ある男のルール」

2010年12月17日 | 映画

キアヌ・リーブス扮する刑事がウォッカのミニボトを何本も持ち歩いて運転しながらあおるなど、ひどいアル中だとわかるが、なんでミニボトルなのかな。持ち運んでも目立たないようにするためかしれないが、「戦火の勇気」だったかで、やはり大酒のみの兵士がバーで飲んでいるのがなぜかもっぱらミニボトルのスピリッツだったのはアメリカでタバコの規制に続いて酒の規制が強くなっているせいではないか、という説があったけれど、同じ伝なのだろうか。

警察の腐敗(しかもちゃんと根拠がある分、始末が悪い)の描き方はジェームズ・エルロイらしい。ときどき「映画みたい」にヒロイックに流れるところがあるが。
銃撃戦が迫力あり。
(☆☆☆★)

ブクログ