「弐」とはついていても、同じトニー・ジャー監督・主演というだけで内容につながりはない、どころか前作が現代劇なのに、これは時代劇で、ここまで違うのも珍しい。
象がぞろぞろ出てくるところがタイ製らしい。しかも、牙につかまって機械体操まがいの技を見せるのだから、どうやって馴らしたのかと思う。
ワニと子供が格闘するところも、本物のワニか? だとしたら、国によっては児童福祉法違反ものだろう。
随所に日本のサムライやニンジャや虚無僧などが出てくるのにびっくり。しかもクサリガマまで本格的に振り回すのだから、完全にお株を取られている。
身体の張り方は立派だけれど、ストーリー、特にラストがすっきりしませんね。
(☆☆☆★)