イギリスからアメリカに来た宇宙人オタク二人組が、当局に監禁されていた本物の宇宙人に会う、数々のUFO目撃談とか映画テレビが、実は彼をモデルにしていたのでした、という人をくった話に、オタクネタが絡む。
「未知との遭遇」や「Xファイル」といった誰でも知っているようなのから濃ゆいネタまで揃っていて、妙にキャッキャ喜んでいる客としーんとしてる客と混ざっていた。
それにしても、「未知との遭遇」ではあれだけの大作にして映像化しきれなかった宇宙人が、こうかるがると表情豊かにふざけた調子も交えて画にできるようになったのだから、技術の進歩のすごさを思う。
ものすごく言葉が汚いのだけれど、日本語に移すとどうしても破壊力が薄れる。というか、字幕だとワン・クッションおくからインパクトが弱くなるのではないか。全部聞き取れるくらいヒヤリング力があればいいのだけれど(余談だが、罵倒語が豊富という韓国語だとどうなるのだろう)。
ポールが人の障害を直すあたりはキリストは宇宙人だったといったトンデモ説を思わせる。ポール、というのは使徒パウロにひっかけていると聞いたけれど、なるほど。狂信的な父娘が排他的であるより人を許し愛するようになるあたりはふざけているような調子だけれども根はマジメ。
なんでも助けるわけでなく、生かすものと殺すものとを峻別するのも、キリスト教的。少しひっかかるところもありますが。
(☆☆☆★★)
本ホームページ
宇宙人ポール - goo 映画
「未知との遭遇」や「Xファイル」といった誰でも知っているようなのから濃ゆいネタまで揃っていて、妙にキャッキャ喜んでいる客としーんとしてる客と混ざっていた。
それにしても、「未知との遭遇」ではあれだけの大作にして映像化しきれなかった宇宙人が、こうかるがると表情豊かにふざけた調子も交えて画にできるようになったのだから、技術の進歩のすごさを思う。
ものすごく言葉が汚いのだけれど、日本語に移すとどうしても破壊力が薄れる。というか、字幕だとワン・クッションおくからインパクトが弱くなるのではないか。全部聞き取れるくらいヒヤリング力があればいいのだけれど(余談だが、罵倒語が豊富という韓国語だとどうなるのだろう)。
ポールが人の障害を直すあたりはキリストは宇宙人だったといったトンデモ説を思わせる。ポール、というのは使徒パウロにひっかけていると聞いたけれど、なるほど。狂信的な父娘が排他的であるより人を許し愛するようになるあたりはふざけているような調子だけれども根はマジメ。
なんでも助けるわけでなく、生かすものと殺すものとを峻別するのも、キリスト教的。少しひっかかるところもありますが。
(☆☆☆★★)
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