劇画原作とはいえ、すごいタイトル。刑事がゴキブリではなく、ゴキブリ退治するという意味ではあるのだが。
渡哲也は当時31歳(役の設定は28歳)。ちょうど40年前になります。
四日市でロケされたらしいが、何もない埋立地だけががらーんと広がっている光景というのはかなり映画的な魅力あり。
オープニングの未明から明け方にかけてのふたつの殺人と死体をベルトコンベアに乗せて埋め立てに紛れ込ませる処理の描写は、セリフをまったく使わず刻々と太陽が昇る光の変化を背景に置いて快調。
ただ、その後ショベルカーやダンプで襲撃したりする趣向があるのはいいのだけれど、どうも中途半端。渡が乗った車をクレーンで宙吊りにして、さてどう料理するのかと思ったらそのまま放っておくものだからやすやすと脱出されてしまう。間抜け過ぎ。
トビー門口担当による銃の効果もさすがに今となっては歴史的な価値以上の印象はない。
だんだん展開につれてしぼんでいきます。
自動車転がすシーンで必ずといっていいくらい車線を守らず道のど真ん中を走るのが、石原プロ印。
大門と違ってやたらもみあげを長く伸ばしているのがなんだか可笑しい。
床屋にいたワルの苅谷俊介の口を割らせるのに片方の眉毛をそり落とすというのがおもしろい。
(☆☆★★)
三浦雄一郎の登頂報道を聴いてそういえば「エベレスト大滑降」って映画あったなあと思って調べたら1970年の公開。この時は肩書きがプロ・スキーヤーになってます。これは石原プロが噛んでいたみたいだけれど、下世話な興味だけれど、どうやってスポンサーを確保するのだろう。
KUKIから発売された実相寺昭雄監督作品の『アリエッタ』『ラ・ヴァルス』、同監督が吉良平次名義で監督した『堕天使の契約』『秘密』の4タイトルを成人向け完全版どDVD化、または配信販売してほしい!Twitterから、盛り上げ、KUKIを動かそう!
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【今日のまとめ:2Dにできて3Dにできないこと】ピン送り・スプリットスクリーン・オーバーラップ・オチがストップモーション・細かいカット割り・実相寺カット・成田亨のミニチュアワーク・超クローズアップ・背景が白(黒)一色・・・etc
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【本棚登録】『四月怪談 (白泉社文庫)』大島 弓子 booklog.jp/item/1/4592883…
まっすぐ、が、まっつぐになるとか。@bagwell555 @bunyan1217 江戸弁ですね。『ひ』が『し』になる。 QT @bunyan1217: 「ロンドン訛りの英語」って聞くと「東京訛りの日本語」が正しい日本語なんだろうかと考えてしまうw #ss954