タイトルは「L.A.コンフィデンシャル」に似ているし実話ベースということで人物もだぶるが、内容はむしろ「アンタッチャブル」風の当局の特別班によるギャング退治の話。
まずドンパチはふんだんにあるのでおよそ退屈しない。
一方で、キャスティングも美術・撮影も今ひとつゴージャスさはもうひとつで、かといってアルドリッチ=ジョゼフ・バイロック撮影のフィルム・ノワール風を狙っているにせよちょっと中途半端。
第二次大戦後それほど経っていない1949年に時代を設定していて、もうひとつの戦争として位置づけてはいるのだが、それにしては法を無視する「踏み越えた」感じは薄くて、昔の西部劇調の勧善懲悪の気楽さが良くも悪くも身上。
ニック・ノルティがえらい太ったなあ。これが最後まで「頼りになる上司」でキャラクターに裏がないのが意外だったし、実伝とも違うらしい。
ショーン・ペンのボスは鼻が曲がって皮膚が妙にささくれだったようなメイクで大いに凄みをきかせている。
(☆☆☆★)
本ホームページ
L.A. ギャング ストーリー@ぴあ映画生活
L.A.ギャング ストーリー@Movie Walker
まずドンパチはふんだんにあるのでおよそ退屈しない。
一方で、キャスティングも美術・撮影も今ひとつゴージャスさはもうひとつで、かといってアルドリッチ=ジョゼフ・バイロック撮影のフィルム・ノワール風を狙っているにせよちょっと中途半端。
第二次大戦後それほど経っていない1949年に時代を設定していて、もうひとつの戦争として位置づけてはいるのだが、それにしては法を無視する「踏み越えた」感じは薄くて、昔の西部劇調の勧善懲悪の気楽さが良くも悪くも身上。
ニック・ノルティがえらい太ったなあ。これが最後まで「頼りになる上司」でキャラクターに裏がないのが意外だったし、実伝とも違うらしい。
ショーン・ペンのボスは鼻が曲がって皮膚が妙にささくれだったようなメイクで大いに凄みをきかせている。
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