日本映画が西洋人を描こうとするとさらけ出す不器用さをうまく回避している感じもする。
北朝鮮の工作員が悪玉・韓国のが善玉という図式でないばかりかむしろ逆という捩れ具合、アンビバレンツがある意味韓国映画のドラマ作りの基本のようになっているが、仮に北朝鮮でこれが見られたらどう受け取られるだろうと思う。一種の片想いみたいな気がしないでもない。
文句なしなのが俳優たちの魅力とアクションの迫力。
銃撃戦・肉弾戦ともに独特の生々しさがあります。
(☆☆☆★★)
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