prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「パリの灯は遠く」

2013年08月25日 | 映画
第二次大戦前夜のフランスで、アラン・ドロンが自分とよく似た同じ名前の男が行く先々に立ち回っているらしい、という日本の「永遠の1/2」と似た話。ただしその男がユダヤ人というあたり、アイデンティティの危機は即生命の危機につながるわけだが、どちらかというとスリルやサスペンスより時代色の方が印象に残る。

ドロンが住むアパルトマンの内装をはじめとする美術の素晴らしさに目を見張る。担当は大ベテランのアレクサンドル・トローネル。
監督のジョセフ・ロージーが「失われた時を求めて」の映画化を計画していたことを思い出させるほど。

タイトルでアールデコ調の字体を使っていたり、時代的にも「暗殺の森」と近いところがある。


8月24日(土)のつぶやき

2013年08月25日 | Weblog

アメリカ大使館そばで右翼みたいにスピーカーで喚いている10人足らずのグループ、エジプトの民衆を弾圧している政権を支持しているアメリカに対して立ち上がらないおまえらは世界の笑いものだって。反米には違いないのだが、ウヨだかサヨだかよくわからん。


面白くないから喚いているのは、わかった。


「きれいな格好している姉ちゃん」という言葉をわざわざ使って、おまえらは屑だって。何が面白くないかは言わずと知れる。


誕生日はもう来ない #正直よくわからん映画 結末が十通り近く撮影されて試写の結果一番意外なのが公開されたらしい。意外過ぎて何のことやら


【本棚登録】『サブカル・スーパースター鬱伝』吉田 豪 booklog.jp/item/1/4198634…


天国の門 #面白くないが嫌いになれない映画 リバイバルされるって。かなり何度も見たけど公開当時の酷評が当たっているところと初めから含むところがありそうなのと、両方。