prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ワン チャンス」

2014年04月19日 | 映画
ウェールズだからイギリス映画というまとめ方をするのはおかしいといえばおかしいのだが、独立したアイルランドや独立するかどうか住民投票するスコットランドほどにはイギリスと折り合いが悪いわけではなさそうで、お高くとまったイングランドに対する下町的な気安さが魅力的。

ポール・ポッツ役のジェームズ・コーデンの太めの体型と裏腹の気の小さいところはチャーリー・ブラウンを大きくしてぬいぐるみ的な可愛らしさを加えたみたい。

携帯ショップの店長の態度の悪さは何の冗談かと思うくらいで笑ってしまう。
大真面目に線がつながっていない電話が通じるわけがないと頑固に信じ込んでいる老夫婦がちらっと出たりする細かいところの味付けがイギリスらしい。

パバロッティが憎まれ役といっていい扱いなので当人が出るわけがないが驚くほどそっくりなので調べてみるとスタンリー・タウンゼントという人がやっているのだが、地は似ていないのによく似せたもの。

映画自体のプロデュースが劇中に出てきたテレビ番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」のプロデューサー兼審査員サイモン・コーウェルで、スーザン・ボイルのデビューでも審査員をつとめていたのをYou-Tubeで見たことがある。見ようによっては、お手盛りですね。今回もパターンとしてはあれと同じで、他の審査員がそのまま当人の役で出演している。少し老けたけど。
(☆☆☆★)



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映画『ワン チャンス』 - シネマトゥデイ

ワン チャンス@ぴあ映画生活

4月18日(金)のつぶやき

2014年04月19日 | Weblog

ノーベル賞作家のガルシア・マルケス氏死去 t.asahi.com/eic3 そういえばマルケスの「族長の秋」を草壁久四郎が仲介して黒澤明に映画化を持ちかけて実現しなかったことがあった。

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マルケスと黒澤の対談は実現して、政治家でもあったマルケスは原発の平和利用は可能ではないかと発言し、黒澤は事故が起こったら絶対に取り返しがつかないと大反対という図になっていた。

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そういえば寺山修司の遺作「さらば箱舟」はガルシア=マルケスの「百年の孤独」の映画化だった。映画化権取得に不備があったのかどうかしてタイトルを変えたのだが。あと中国映画「血祭りの朝」は「予告された殺人の記録」の翻案映画化。ラテンアメリカだけにとどまらずさまざまに移植され広まった。


「族長の秋」読んだら、一段落が猛烈に長くて、しかもいつのまにか段落の中で時間や場所がとんでいたりしていた。こんなのありか、と思った。


ハイテク日本はなぜファックスを使い続ける? 高齢者の執着が要因と海外紙分析 |newsphere.jp/national/20140… @NewSphere01 「警察情報では、神戸に拠点を置く日本最大のヤクザ組織、山口組でさえも組員に除名の知らせを送るのにファックスを使っている」だってw


そういえば、芸能人がメディアに通知するのにもファックスを使う。


中国製の乾電池の中身がなんとボタン電池 pic.twitter.com/hYOZNvJFqK

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | RT

【本棚登録】『国家のシロアリ: 復興予算流用の真相』福場 ひとみ booklog.jp/item/1/4093798…


日本は対外交渉力不足とかコミュニケーション能力がどうこうという以前に、根本的な主張の組み立て自体が支離滅裂だから説得力も何も出てくるわけがない、ということになりそう。 #ss954


石塚運昇といえば、「CSI マイアミ」のホレイショ・ケイン。 #ss954