ポール・ポッツ役のジェームズ・コーデンの太めの体型と裏腹の気の小さいところはチャーリー・ブラウンを大きくしてぬいぐるみ的な可愛らしさを加えたみたい。
携帯ショップの店長の態度の悪さは何の冗談かと思うくらいで笑ってしまう。
大真面目に線がつながっていない電話が通じるわけがないと頑固に信じ込んでいる老夫婦がちらっと出たりする細かいところの味付けがイギリスらしい。
パバロッティが憎まれ役といっていい扱いなので当人が出るわけがないが驚くほどそっくりなので調べてみるとスタンリー・タウンゼントという人がやっているのだが、地は似ていないのによく似せたもの。
映画自体のプロデュースが劇中に出てきたテレビ番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」のプロデューサー兼審査員サイモン・コーウェルで、スーザン・ボイルのデビューでも審査員をつとめていたのをYou-Tubeで見たことがある。見ようによっては、お手盛りですね。今回もパターンとしてはあれと同じで、他の審査員がそのまま当人の役で出演している。少し老けたけど。
(☆☆☆★)
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映画『ワン チャンス』 - シネマトゥデイ
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