ジェームズ・サーバーの再映画化とか、「虹を掴む男」(山田洋次のではないよ)のリメークとかいうのは、あまり当たらないのではないかと思わせるくらい発想も技法も新しい。
「虹を掴む男」のサミュエル・ゴールドウィンの息子のジュニアと孫のジョンがプロデューサーに名を連ねているのが目を引く。初代ゴールドウィンは主にウィリアム・ワイラーと組んでアメリカ映画でもっともハイ=ブロウな映画を作ってきたプロデューサーだが、その遺伝子は伝わっているみたい。
それと雑誌のLIFEがアメリカでひとつのインテリの橋頭堡みたいになっていたのとを再確認する意識があったのではないかと想像する。
スチュワート・ドライバラ(Dryburghのghは発音するのかどうか不明)の撮影が圧巻で、CGによる効果以前にすぐ心ここにあらずになってしまう主人公ウォルター・ミティの意識が壮大な自然に拡大し溶け込むのを感じさせる。音楽効果も絶大。見ているこちらも夢見心地になるくらい。
CGの使い方も発想がマンガチックなのに非常に美的なのがユニークなところ。
ショーン・ペンがいかにもワイルドライフに身を投じているカメラマンになりきっている。そういえば、ペンの監督作に「イントゥ・ザ・ワイルド」があった。当然、意識してキャスティングしているのだろう。
(☆☆☆★★)
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公式ホームページ
LIFE!@ぴあ映画生活
映画『LIFE!』 - シネマトゥデイ
「虹を掴む男」のサミュエル・ゴールドウィンの息子のジュニアと孫のジョンがプロデューサーに名を連ねているのが目を引く。初代ゴールドウィンは主にウィリアム・ワイラーと組んでアメリカ映画でもっともハイ=ブロウな映画を作ってきたプロデューサーだが、その遺伝子は伝わっているみたい。
それと雑誌のLIFEがアメリカでひとつのインテリの橋頭堡みたいになっていたのとを再確認する意識があったのではないかと想像する。
スチュワート・ドライバラ(Dryburghのghは発音するのかどうか不明)の撮影が圧巻で、CGによる効果以前にすぐ心ここにあらずになってしまう主人公ウォルター・ミティの意識が壮大な自然に拡大し溶け込むのを感じさせる。音楽効果も絶大。見ているこちらも夢見心地になるくらい。
CGの使い方も発想がマンガチックなのに非常に美的なのがユニークなところ。
ショーン・ペンがいかにもワイルドライフに身を投じているカメラマンになりきっている。そういえば、ペンの監督作に「イントゥ・ザ・ワイルド」があった。当然、意識してキャスティングしているのだろう。
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