prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記」

2015年01月03日 | 海外ドラマ
アメリカでえらい人気だというので見てみた。日本でもはまる人はやたらとはまっているみたい。
ヴィジュアルはSword and Sorcerer(剣と魔法使い)なのだが、シーズン1だけ見ている分には、魔法の要素は薄く、スローン(王座)をめぐる複数の家の権力闘争がメインで、ファンタジーというか複雑などろどろ劇のところが受けているのかな。
アメリカのテレビは日本みたいに全国で系列化されておらずケーブルテレビで見るので、見たい人が見ているという前提なものだから血みどろの暴力や裸もばんばん出てくる。
馬を殺して血で魔術をかけるシーンなど、動物愛護団体にケンカ売ってるのかと思わせる。

ショーン・ビーンというと映画では「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」ほか脇を固める印象が強いけれど、ここでは最も武人で家長らしい貫禄と責任感を見せて、それが陥れられる展開となるとなると続きが見たくなるので、作り手の仕掛けにはまることになる。vol.1の特典で役者がそれぞれ自分の役を説明するのが複雑な人間関係を整理するのに役立つのがありがたいところ。
ドラゴンの血を引いた一族がプラチナ・ブロンドにしてあるのが分かりやすいとともに逆手をいっている印象。

最近は、特にアメリカのは海外ドラマの方が劇場用映画よりおもしろくなっているとはよく言われるし、実際そうだと思う。劇場用映画といってもこうシリーズものがやたら多くなると、でかいテレビという気がしないでもない。というか、もともといわゆる映画全盛期のプログラム・ピクチャーというのも型が決まっていたので、一般的なお客さんというのは安定感を求めるものなのかなと思う。
映画みたいにきちっと最後まで見られれば何らかのけじめがつけられるのだけれど。
しかしこれシーズン6まで製作が決定しているのだよなあ。全部見るとみると時間とられて仕方ない。あちらのドラマは受けるとえんえん続きを作るのだが、初めはおもしろくても次第に停滞ぎみになってきて、どこで見るのをやめるかも結構難しくなることも珍しくない。人気作でも全部見るのは少ない。



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1月2日(金)のつぶやき

2015年01月03日 | Weblog

サラ・ペイリンが年始の挨拶に掲載した写真が酷すぎるw 犬を踏んづける6歳の息子写真で、当然非難囂々です。本当に空気読まない人だわ、この人。  mashable.com/2015/01/01/sar… @mashableさんから

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | RT

ホレス・マッコイ『彼らは廃馬を撃つ』(常盤新平訳、白水Uブックス)大恐慌時代のハリウッド。食いつめた若い男女が賞金目当てにマラソン・ダンス大会に参加する。最後の一組が残るまでひたすら踊り続ける過酷な競技が八百時間を越え、残りが二十組に絞られたとき・・・。初期ノワールの名作。

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | RT

あれを奥さんと見たんですかw それは挨拶に困るでしょう jiji.com/jc/c?g=pol_30&…  「安倍晋三首相は2日、東京都内の映画館で、昭恵夫人らとともに映画『ゴーン・ガール』を鑑賞した。上映後、感想を求める記者団の問い掛けに、首相は手を上げて応えるだけだった」


東京・丸の内で、英国人も愛した幕末明治のスター絵師・暁斎と弟子コンドルの展覧会 - fashion-press.net/news/14355 pic.twitter.com/vDkOsTGhM6

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | RT