普通に考えて虐待された子供が虐待した相手に復讐するといった話になるのかと思うとそういうわけでもなくて、どうにもまわりくどくていけません。
虐待を受けた人といっても保育士として子供の世話できるのだったら、その段階で一応心の傷は克服できているのてはないか。
エンドタイトルを見ると、こどもつかい用の靴とか帽子とかにいちいち専門のスタッフがついていて、ずいぶん手をかけているのがわかる。
全体に役者がオブジェになっていて、それが狙いでもあるのだろうけれど、なんだかひどく芝居が拙劣に見える。
怖がらせる呼吸もあまりぱっとしない。
後半が一応メルヘン調になるのだけれど、学園祭かデパートの見世物小屋みたいでどうにもショボくていけません。
(☆☆☆)
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