prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「コフィー」

2017年10月04日 | 映画
タランティーノが「ジャッキー・ブラウン」で主演のパム・グリアを起用したことで有名になった(その前から知る人ぞ知るだったのだろうが)1973年作。

露骨に言ってブラック・エクスプロテーション・ムービーの一本だったのだろうと思う。
公民権運動に伴って増えた黒人の観客を当て込んで、しかし黒人の表面的なイメージをなぞっただけで商売に利用したと映画という意味。
悪趣味といえば悪趣味で、だからタランティーノが好きなのだろう。
当時の恰好いい黒人のイメージがどういうものかというのには役立つけれど、今見るとどんなものかと思う。
アクションは今の感覚だとちょっぴり、一番恰好いいのは音楽ということになりそう。

パム・グリアの巨乳が目立つ衣装やポーズをとりなからバストトップはなかなか見えないようにしている。それをやると本当の搾取とみなされる一線があったのだろうか。

コフィー [DVD]
クリエーター情報なし
角川書店

10月3日(火)のつぶやき

2017年10月04日 | Weblog