ペテルブルグからエストニアが近い海岸にやってきて集中して博物学者の著書の校正の仕事を済ませたい校正者が、海に出て誤って溺れかけたところをなぜかどこからともなく現れた全裸の美女に救われる。
セヴェリナ・ヤヌシャウスカイテ(Severija Janusauskaite)というこのリトアニア生まれの女優さんが美人でしかも多くのシーンでヘアが当然のように見えるヌードで出てきて、緊縛シーンまであるのにちょっとびっくり。校正者氏が惑うのも当然と思わせる。
イメージとしては人魚なのだが、下半身が魚になっていたりするわけではない。ただし男とすれ違いっぱなしというのは人魚もののラブストーリーと共通している。
監督がトークイベントに登壇、デヴィッド・リンチが好きだと語る。撮影は17日だが、準備は二年、仕上げに一年。
ドリームフィッシュ 公式ホームページ
ドリームフィッシュ 予告編
Ryba-mechta Dream Fish - IMDb
スタッフ
監督 アントン・ビルジョ
脚本 エヴゲーニー・ケロフ、リュドミラ・クルグロワ、アントン・ビルジョ
製作 ユリア・ミシキネネ、アンドレイ・ビルジョ、イリヤ・メドヴィ
撮影 パヴェル・エメーリン
キャスト ヴラジーミル・ミシュコフ、セヴェリヤ・ヤヌシャウスカイテ、マキシム・ヴィトルガン
2016年 国:ロシア、エストニア
監督:アントン・ビリジョ
1978年にモスクワ生まれ。モスクワ国立大学ジャーナリズム学部、脚本家監督高等専門学校を卒業(V. ホチネンコ、P. フィン、V. フェンチェンコ)。テレビで活躍(TV-6で「ダーチニキ」番組)、「ルスキー・テレグラフ」、「コメルサント」、「ガゼータ」などでジャーナリストとして活躍。短編集散文セクターでファクリテット賞受賞者。2015年に「リポールクラシック」出版社により出版された「コピラオターのためのカプセル」小説の作家。
2016年 夢の魚
2014年 美人のリリヤ・ヴォロンツォーワの鏡
2013年 幸せな終わり
2012年 私とエヴゲーニヤについての物語
2011年 電話に出ることができません
2010年 ダンジュレズ・リアゾン
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