無人島で死体と一緒に過ごす、その死体が色々と「便利」に使えて一種の友情を育んでいという発想一発で短編としてまとめれば面白くなっただろうけれど、長編とすると途中で息切れする。
便利に使えたりあれこれ話したりできるのはいいけれど、そうなるとあまり死体らしくなくなるという本質的な矛盾が出てくるし、これといった寓意が感じられるわけでもない。
無人島から陸に上がるあたりもどこが違うのかメリハリが効かないし、思慕を寄せていた女性との描き方も如何せん一方的に過ぎる。
発想だけでは映画にはならないということだろう。
予告編でかなり期待していたのだけれど、それ以外のところであまりいいところがない。
(☆☆★★★)
スイス・アーミー・マン 公式ホームページ
映画『スイス・アーミー・マン』 - シネマトゥデイ
スイス・アーミー・マン|映画情報のぴあ映画生活
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便利に使えたりあれこれ話したりできるのはいいけれど、そうなるとあまり死体らしくなくなるという本質的な矛盾が出てくるし、これといった寓意が感じられるわけでもない。
無人島から陸に上がるあたりもどこが違うのかメリハリが効かないし、思慕を寄せていた女性との描き方も如何せん一方的に過ぎる。
発想だけでは映画にはならないということだろう。
予告編でかなり期待していたのだけれど、それ以外のところであまりいいところがない。
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