prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「リストマニア」

2017年10月24日 | 映画
ケン・ラッセルが「トミー」に続いてロジャー・ダルトリー主演でロックをフューチャーした映画。
クラシックをモチーフにした時もハチャメチャなイメージがラッセル作品の売りなのだけれど、ロックとなるとどうもけばけばしさが先に立って大胆というかコケ脅しっぽくなる。

ワーグナーがフランケンシュタインみたいになって蘇ってギターに仕込んだマシンガンでユダヤ人皆殺しにするなど、今だったら問題になるのではないか。

肝腎の音楽もクラシックのロック調アレンジとしてどうも魅力が薄い。ロックにするというのはけばけばしくするのと同義語ではないと思うのだが。




10月23日(月)のつぶやき

2017年10月24日 | Weblog