prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「RUN ラン」

2021年06月28日 | 映画
身体の不自由な障害者を追いつめるサスペンスはこれまでもいくつもあったが、これはそれに毒親問題と薬を使って人工的に身体を不自由にしていくという要素が加わってなんとも嫌ぁな感じが強くなった。

描写でなぜそうなっているのかを伏せておいてぱっとわからせる(たとえば屋根の上を這って進むヒロインのほっぺたがなんであんなに膨れているのとか)話術のメリハリが効いていて登場人物が極端に少なくても飽かせない。