池松壮亮が二役で、役名が南博で片方では南さんと呼ばれ片方では博さんと呼ばれているので同じ人間の二面と考えていいのだろう。
それこそ白健と黒健の間だ。
ありがちな合成カットもない。
時代設定が確か1988年で、カセットテープデッキがバカに大きくてごつい。凶器に使われるくらい。
エンドタイトルで南博作曲というクレジットが出るのだが、どういう役割分担だったのだろう。
「ゴッドファーザー 愛のテーマ」が出てくるまでかなり気をもたせる。
人口に膾炙したメロディだけど、誰の作曲(ニーノ・ロータ)かといったらけっこう忘れられているのかも。