アクションシーンというと音量を思い切り上げたドンパチの印象が強いけれど、ここでは冒頭わざと外したように音を消した効果を狙っている。
もちろん後で思い切りヴォリュームアップした迫力演出を試みているところもあるわけだけれど、そういう外し方と複雑なカットバックが相まってガイ・リッチーらしい芸になっている。
Fortuneというと運、運勢と意味と共に富、財産という意味もあるわけで、土台余裕しゃくしゃくのタイトルではあります。
AIとか仮想通貨といったハヤリモノも出てくるけれど、今さら目新しさはない。
ヒュー・グラントが毎度のことながら大金持ちの割に小悪党という役どころ。