決勝戦で当たるイギリスとフランスの代表が有色人種というのはご時世ですな。準決勝でイギリスと当たるのは日本なのだが、あまりにも出番が少なくてそそくさと切り上げた印象が強い。
出だしで事故に遭い母親を亡くした兄弟の仲がこじれていたのが仲直りするというのが大筋。お話の綾のつけ方は先日の同じブレイキンを扱った「熱烈」より濃い。
主演のふたりは共に世界チャンピオン経験者だという。
エンドタイトルでブレイキンがパリ五輪の種目に採用され、次はパリで会いましょうとなるのはいささか証文の出し遅れ気味。
ブレイクダンスそのものだったら1970年代からあったわけだが。