今日のフォト。
4月13日、国立文楽劇場前の桜は、散り始めていた。
今日のブログは、全てコンデジで撮ったものです。
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義理のあるところから、文楽のチケットを2枚いただきました。
辞退したのですが、どうしても・・・ということで、非売品のご招待チケットです。
昨年の天神祭に、文楽船に乗って遊覧した関係です。
マドンナのナイショ話 2010年7月25日 「天神祭」
上を ↑ クリックすると、マドンナの浴衣姿が見られますよ。(笑)
実は、私は、人形浄瑠璃が、イマイチ分からないのです。
ウイークデー(水曜日)の午前11時から。
友人を誘ってみたけれど、反応が低い。
「文楽? よくわからないから、パスする」なんて、冷たい返事。
「あなた、友達でしょ?」って、言いたくなる。(笑)
最後にダメもとで電話した友人が、「水曜日なら一緒に行けるよ~」って。
神さまかと思いました。(笑) なんて奇特な友人だろう。
第1部の公演は、11時から3時35分までです。
幕間の休憩はあるけれど、それにしても長いでしょう?
少し早い目に行って、始まる前に、友人とモーニング。
もちろん、朝食食べて家を出て、またモーニング。(笑)
この日の文楽のメインは、竹本網大夫改め、九代目「竹本源大夫」と
鶴澤清二郎改め、二代目「鶴澤藤蔵」の襲名披露の口上があったのです。
このために、私はチケットを2枚いただいて、行くことになったのです。
有名人・著名人から、襲名披露のご祝儀が届いていました。
劇場入り口では、浄瑠璃人形が、東日本大震災への義援金を呼び掛けていました。
お願いすると、写真を撮ることを許可してくださいました。
募金をすると、お人形が、深々と頭を下げてくれました。
特別ですね。 ロビーでは、お人形は絶対にウロウロしませんから。
源平布引滝 「竹生島遊覧の段」
今は、字幕が出るので、物語の内容がよくわかります。
10分の休憩の後、九代目「竹本源大夫」と
二代目「鶴澤藤蔵」の襲名披露の口上です。
「糸つむぎの段」
「瀬尾十郎詮議の段」
こちらは、竹本住大夫さんの語りでした。
竹本住大夫さんは、文楽大夫の最高位にして最高齢。
そして人間国宝です。
「実盛物語の段」=襲名披露狂言。
竹本源大夫さんは、急病のため、「実盛物語の段」は休演され
代役の方がされました。(口上には出演)
鶴澤藤蔵さんの、襲名披露公演 「実盛物語の段」は、よかったです。
25分の休憩があって、
艶容女舞衣(あですがたおんなまいぎぬ)
「酒屋の段」
「道行霜夜の千日」
1695年の美濃屋の遊女・三勝と
赤根屋・半七の大阪千日前での心中事件を脚色しています。
「酒屋の段」で半七の貞淑な妻・お園が、不在の夫をしのんで嘆くセリフ
「今頃は半七様、どこにどうしてござらうぞ。 今更、帰らぬことながら・・・・」は有名。
こちらは劇場でいただいたものではありません。
個人的に、特別にいただいたものです。
九代目、竹本源大夫さんの襲名披露の 粗品の日本手ぬぐいです。
二代目鶴澤藤蔵さんの襲名披露の 粗品のハンカチです。
こちらは人間国宝・竹本住大夫さんからの「心ばかり」のお品。
お心遣い、ありがとうございました。
人形浄瑠璃は、悲しい物語が多い。
故に・・・、観終わった後、かなりエネルギーを使って、クタクタになる。(笑)
大夫の語り(浄瑠璃)によって、人形は初めて命を吹き込まれ、芝居が動き出す。
文楽は、語り、人形、三味線、3つが結集してできた、日本の伝統芸能です。
夢中で物語にのめり込んで、火照った心と体を冷やしながら・・・・
日本橋(国立文楽劇場)から、難波まで歩きました。
ここは、大阪の台所、「黒門市場」です。
なんばブランド花月を通過して・・・。
ここで吉本新喜劇をやっています。
文楽に付き合ってくれた友人に「何が食べたい?」って尋ねると
「今日は、中華の気分」って。
10時半ごろに、モーニングして、幕間の休憩にコーヒーを飲んだだけ。
もう4時。 早目の夕食みたいになっちゃいました。
サラダです。
海老と野菜の炒め物、スープ、ミートボール、マントウ、お漬け物。
五目焼きそばを半分ずつ。
春巻きも1個ずつ・・・・ 分け分けしながらいただく。
お腹ペコペコです。
デザート(杏仁豆腐)
おしゃべりに花が咲いて、1杯500円のコーヒーを追加注文。(笑)
文楽に付き合ってくれたお友達に、心から「ありがとう」
今日の食事は、私のおごりね。
レジ前に、義援金箱。
僅かだけれど、入れさせていただいて、復興を祈る。
浄瑠璃人形も、劇場前で、「募金をお願いします」って、特別巡業。
関西も本気で応援しています。 がんばれ、がんばれ。