マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

短編映画「祭りのあと」完成記念上映会

2017年11月08日 | 映画



今日のフォト。 短編映画「祭りのあと」完成記念上映会に行って来ました。
脚本・音楽=やなせなな。 監督=渡辺和徳。






            









短編映画「祭りのあと」完成記念上映会は
大阪市立中央会館、ホールで行われました。


19時開演。 満席でした。









シンガーソングライターのやなせななさんが手がけた、短編映画です。
やなせさんの故郷、奈良県高取町を舞台に、渡辺和徳さんがメガホンを取りました。









主演は、シンガーソングライターの大塚まさじさん。
70歳の老人を好演されました。


定年後、妻を亡くした老人男性が、生きる気力を失くし
抜け殻のように暮らして、妻の一周忌を迎えた。


ある日、一人の少女・メグミ(島田和香子)に出会い
悲しみを乗り越え、前向きに歩き始めるまでの姿を描いた物語。


独居老人の孤独な姿は、身につまされる年齢になってきた。
春雄(大塚まさじ)を見守るように、観ていました。









短編映画「祭りのあと」公式ホームページ


物語中、やなせななさんの歌が挿入され
奈良県高取町の美しい風景が、流れました。


やなせななさん初の脚本、やなせななさん念願の映画化。
素晴らしかったです。




これまでのやなせななさん関連のブログ。


やなせなな「夜が明けるよスペシャルコンサート」(2017年2月5日)


やなせなな「中島みゆきを唄う」(2017年6月6日)









上映前に、ご一緒したママ友と夕食を食べました。
30年来のママ友。
ななちゃんがご縁で、お会いすることができました。









ママ友からいただいたお菓子。
福寿堂秀信の「くるみ餅」です。









映画の後は、やなせななさん、渡辺和徳さん(監督)
大塚まさじさん(主演・春雄)、島田和香子さん(少女・メグミ)さんのトーク。 
映画の撮影秘話など、話してくれました。


トークの後、大塚まさじさんが3曲、やなせななさんが2曲、歌ってくれました。


短編映画「祭りのあと」完成記念上映会+ライブ&トーク
秋の夜長に、楽しい時間を過ごしてきました。






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64(ロクヨン)後編

2016年08月21日 | 映画



今日のフォト。 5月の前編に続いて、映画「64(ロクヨン)後編」を観てきました。






            









「64(ロクヨン)後編」が封切されたのは6月。 観たのも6月。
長い間、ブログに更新できないまま放置していましたが
前編・後編の映画なので、ここに記憶として残しておきます。









前回の「64(ロクヨン)前編」のブログは、こちらをクリック。









昭和64年1月5日の少女誘拐事件は、捜査していくうちに
少女の遺体が発見されて、殺人事件となった。


そして1月7日の天皇崩御によって、昭和は終わった。
世間の関心を集めることなく、この事件はひっそりと消えて行った。









時効まで1年となったある日、誘拐事件が起きた。
「64(ロクヨン)」の時と同じ、サトウと名乗る男から
現金2000万円。 丸越百貨店のスーツケースに入れて。
受け渡し場所も、あの時と同じ。









「64(ロクヨン)」の模倣誘拐事件。
犯人は、過去の「64(ロクヨン)」に詳しい関係者か。









「64(ロクヨン)」の被害者の父、雨宮は、唯一、犯人の声を聞いた人物。
雨宮は、犯人の声を頼りに、公衆電話から
タウンページの「あ」から、電話をかけ、犯人を捜していた。









そしてついにその声を見つけた。









小説では、犯人が保護されたというところで終わるそうですが









映画では、まだ続きがあり、その続きにも決着がつき
時効前に、ようやく犯人が逮捕された。









殺された娘の思い出に繋がる餅の花を
雨宮はどんど焼きの近くに置く。 これで終わったというように。









発生から、時効寸前までの長い時間、多くの人の心に
影を落としていた「ロクヨン事件」も、ようやく終わりを迎え


どんど焼きの火は、それぞれの出発を応援するかのように
力強い炎を 夜空に放っていた。






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64(ロクヨン)前編

2016年06月09日 | 映画



今日のフォト。 映画、「64(ロクヨン)前編」を観てきました。






            









昭和64年1月5日、少女誘拐事件が起きた。
漬物工場を営む、雨宮の娘・翔子7歳。









犯人は、サトウと名乗り、身代金2000万円を要求し
受け渡し場所を次々と変更した挙句、郊外の橋の上から
お金の入ったスーツケースを 川に投げ込むように指示。









その後、カラのスーツケースが見つかり
さびれた廃車置き場から、少女の遺体が発見された。









そして1月7日、天皇崩御により、昭和は終わった。


時代が変わるという大きなニュースに、少女の誘拐殺人事件、
「通称=ロクヨン」は、世間の関心を集めることもなく
ひっそりと闇に葬られようとしていた。









当時、担当刑事だった三上(佐藤浩市)は、広報室に移動になり
広報官として、記者クラブとの駆け引きに、四苦八苦していた。









時効が1年後に迫った「ロクヨン」の捜査員激励のため
全国の警察を統括する、警視庁長官が1週間後に県警を視察に訪れ
被害者家族・雨宮を慰問するという。









長官の被害者家族慰問を取り付けるために、三上は14年ぶりに雨宮のもとを訪れる。
そこには未だに、昭和64年に取り残された雨宮がいた。









雨宮に長官の慰問を拒絶され、三上は雨宮の頑な態度の原因を探るため
かつての「ロクヨン」の捜査員たちのもとを訪れる。
そこで三上は、「ロクヨン」にまつわる極秘の「幸田メモ」の存在を突き止める。









綾野 剛、瑛太、中村トオル、椎名桔平、奥田英二、三浦友和
小澤征悦、吉岡秀隆、筒井道隆、窪田正孝、長瀬正敏
榮倉奈々、夏川結衣、鶴田真由、烏丸せつこ
主役級の芸達者な俳優が、次々と三上と絡んでゆく。









ロクヨンの時効まで1年。 ある日・・・ 誘拐事件が発生する。
サトウと名乗る男から、現金2000万円が要求される。
「ロクヨン」の模倣誘拐事件が起きた。









ここで前編は終わり、後編へ続く。 
後編公開は、6月11日(土)。









暮れてゆく 空がまた
帰らぬこの日に 終わりを告げて
心の中 今 風はやんだ


大切なこと 大切な人
生きてゆく その意味を
教えてくれた


主題歌、「風はやんだ」
エンドロールで、小田和正さんの曲が切なく流れる。






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猫なんかよんでもこない

2016年02月23日 | 映画



今日のフォト。 映画を観る時は、いつもポップコーンを食べながら。
TOHOシネマズ なんば 本館。






            









今月どうしても観たいと、観に行った映画がこれ。
「猫なんかよんでもこない」


タイトルからして、わがままで気まぐれな猫の習性がわかる。
猫に翻弄される人間も、また素敵だと思います。(笑)









元プロボクシング選手という、異色の経歴を持つ、人気漫画家
杉作さんのコミック、「猫なんかよんでもこない」の実写版。









「大人が泣ける猫漫画」として、注目されるこのコミックを
実写版では、猫たちがどこまで演技できるか、興味があった。









世界のリンクまであと一勝。 
ボクシングに、人生を捧げるミツオ(風間俊介)のところに
2匹の子猫、チン(♀)と、クロ(♂)が、やってきた。









漫画家のミツオの兄(つるの剛士)が、拾って来たのだが・・・









居候をしているミツオは、漫画の締め切りに追われる兄に
子猫の世話を押し付けられる。









猫嫌いなミツオは、チンとクロに振り回されっぱなし。
用意したエサが気に入らないと、完全無視。









命より大事なボクシンググローブを 猫キックに使われたり
夜は布団に入れろ、でもやっぱり遊べと顔を踏まれる。









厳しいトレーニングを経て、悲願の1勝を獲得した夜
チンとクロは、外でミツオの帰りを待っていた。
冷えた肉球に、愛おしさを感じ、チンとクロを抱きしめる。









でもその数日後、ミツオは医師から、失明の恐れがあることを告げられ
夢だったボクサー人生を 断たれてしまう。
兄は結婚を機に、漫画に見切りを付けて、故郷・新潟に帰ってしまった。









人生の希望も、日常の安定も失ったミツオを救ったのは、チンとクロ。
2匹の猫と暮らしていくうちに、ミツオは心の傷を癒してゆく。
ミツオとチンとクロは、次第に極貧生活を支え合う、運命共同体になってゆく。









クロ(♂)は、ライバル猫とたくさんケンカをした。
ミツオのチャンピオンになるという夢を託して
クロはいつしか、街のボス猫に登り詰めていった。









結末は、やっぱり泣かされるんですよね。









チンとクロの表情、特に目の表情がたまりません。
これは演技なのか、偶然なのか。
演技なら名演技、偶然なら奇跡に近い。









外から帰ったチンが、眠るミツオに近づき、腕の中で丸くなって眠る。
波乱を超えた、ミツオとチンの幸せを 予感させる感動的な終幕。









このシーン、6~7時間はかかると思ったら、1時間で撮れたとか。
「猫映画史上に残る、奇跡のワンカット」と、呼ばれているそうです。









チンとクロに、アカデミー賞の最優秀女優賞と、最優秀男優賞を進呈したい。
嘘でしょ・・・と、思うような奇跡のショットがいっぱい。









猫派の人には勿論、犬派の人にも、観てもらいたい映画です。
胸きゅんきゅんで、今よりも、もっともっと猫を好きになることでしょう。






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花宵道中

2014年12月17日 | 映画



今日のフォト。 11月に観た映画、「花宵道中」
大阪市北区茶屋町の「テアトル梅田」で観ました。






            









宮木あや子原作の小説。
2006年、女による女のためのR-18文学賞・読者賞のW受賞。
2009年より斉木久美子作画で、週刊誌「女性セブン」で漫画化された。









安達祐美が脱いだ。 そんなあおり文句が先行し話題を集めた「花宵道中」
江戸末期の吉原を舞台にした、官能恋愛絵巻。









どんな男に抱かれても、心が疼いたことはない。誰かに惚れる弱さなど
とっくに捨てたはずだった。 あの日、あんたに逢うまでは・・・









吉原遊女の年季明けを翌年に控えた朝霧(安達祐美)は
祭りに出かけ、染物職人の半次郎(渕上泰史)と出会う。









これまで誰にも、心を許したことがない朝霧なのに
何度か逢ううちに、2人は恋に落ちる。









朝霧の初客は、吉田屋藤衛門。
藤衛門が半次郎との酒の宴で、朝霧を手籠めにする。
初めて愛した男の前で、客に抱かれる朝霧は、失神してしまう。









藤衛門は、半次郎の父。 
そして遊女だった姉の霧里を強姦した。
父への恨みから、半次郎は藤衛門を殺害する。









逃亡中、朝霧に自分の染めた着物で、花魁道中をさせてやりたいと戻り、
半次郎は捕まり、絞首刑となる。 その後、朝霧も半次郎を追って、投身自殺する。
吉原遊女の叶わぬ恋、悲しい結末。









「同情するなら金をくれ!」の流行語を生み、社会現象を巻き起こしたドラマ「家なき子」 
その劇場版以来、安達にとって、20年ぶりの主演映画だった。


そして今年は、安達祐美・芸能生活30周年という節目の年。
初のフルヌードで、大胆かつ、妖艶な濡れ場に挑戦した力作だった。






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