今日のフォト。 8月の満月は、「スタージョンムーン」という。
下の方に雲があって、ここまで昇って、ようやく顔を見せてくれました。
昇り始めの月は、赤い。
8月7日は、「立秋」
暦の上では、秋となりますが、暑さは今が本番です。
立秋からは、季節のご挨拶も
暑中お見舞いから、残暑お見舞いに替わります。
毎日暑い日が続きますが、お盆明けには
少しずつ秋の気配も 感じられるでしょう。
立秋初候。 「涼風至(すずかぜいたる)」
夏の暑い風から、秋の涼しい風に替わり始める頃。
まぶしく輝いていた太陽も、日射しを和らげ
夜になると鳴き始める虫の声に、何となく秋を感じます。
立秋次候。 「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」
ヒグラシが鳴きます。
ヒグラシは、日の出前や日没後によく鳴きます。
今日も、鳴いています。
夏を、謳歌するかのように
ゆく夏を、惜しむかのように。
立秋末候。 「蒙霧升降(ふかききりまとう)」
白く深い霧がたちこめる頃。
朝夕のひんやりとした、心地よい空気の中
深い霧が幻想的な風景を創り出します。
立秋の頃の旬のもの。
花=ひまわり
ひまわりは、中国では「太陽花」
英語では「Sunflower」と呼ばれ
世界中で、「太陽の花」として、親しまれています。
果物=桃
桃は7月から9月が旬で、とても甘くてジューシー。
8月8日から10日は、八九十(はくとう)の
語呂合わせから、「白桃の日」とされています。
花=つゆくさ。
つゆくさの花で、布を染めたことから「着き草(つきくさ)」と
呼ばれていたそうです。
万葉集では、つゆくさを「月草」と詠んでいます。
野菜=玉蜀黍(とうもろこし)
とうもろこしは、ひげが茶色く、ふさふさしているものは
栄養価が高く、美味しいとうもろこしだと言われています。
8月、リビングの歳時記飾りが、金魚鉢になりました。
季節は、少しずつ動いています。
お盆が過ぎて、「処暑」の頃には
きっと「小さい秋見~つけた」と、感じることでしょう。
暑さも、もうひと頑張り。
みんなで元気に、「暑さの峠」を越しましょう。