今日のフォト。 2022年12月25日、大阪天満宮の
終天神(しまいてんじん)に、行って来ました。
10時には、御本殿で神事が、行われていました。
毎月25日は、天神さまの縁日で
12月25日は、年内最後の縁日で
「終天神(しまいてんじん)」と言われます。
大阪天満宮の初天神や、うそ替え神事は
行ったことがありますが、「終天神」は、初めてでした。
厳かな神事に、身が引き締まる思いでした。
先ずは、神職さんが
湯立の斎場を お祓いし浄めます。
白装束に身を包んだ巫女さんが、紙垂や鈴で、舞を披露。
その姿は、清らかで美しく、鶴の舞のようでした。
大釜の中の熱湯に、塩、米を少しずつ入れていきます。
お酒も、少しずつ入れていきます。
入れ終わると
5つの大釜から、木桶にお湯を汲み
神殿に捧げられます。
神職さんが、お祈りをします。
熱湯の大釜の中に笹を入れて
巫女さんが、激しく振り回します。
参拝客にも、雫が飛んできます。
この時の巫女さんは、神がかっています。
終わると巫女さんは、帰って行きました。
次は、絵馬のお焚き上げです。
この1年間に、奉納された絵馬の四隅に
神職さんが、御神火を点火します。
火はまたたく間に、燃え広がりました。
絵馬はこれだけではありません。
まだまだトラック2台分もあるとか。
そして全ての絵馬が、終天神の日に
お焚き上げ、されるそうです。
水(湯)と火の神事。
絵馬に込められた願いが叶い、天へと昇ってゆく。
大阪天満宮の表大門の上を見上げると
十二支の方位盤があります。
そして大阪天満宮では、「酉(とり)」の絵柄は
鶏ではなく、「鳳凰」なのです。
これにも訳ありなのですが、話が長くなるので
またいつかの機会に。
来年は「卯年」なので、うさちゃんを主役に。
2022年の寅さんも、お疲れさまです。
大阪天満宮には、梅のご紋がたくさんあります。
ここに来ると、やっぱり愛猫・梅ちゃんを思い出す。
私の写真ライフ、今年最後のイベントかな。
「終天神」に行けて、よかったです。