今日のフォト。 鏡餅。
関西の松の内は、1月15日が多いので
鏡開きは、松の内が明けた後にするのが
習わしですが、私は毎年1月11日にしています。
子供の頃の鏡餅は、暮れに家で餅つきをして
大きな鏡餅を作ってお飾りしたものです。
鏡餅は、日にちが経つにつれて固くなり
鏡開きをするのは、男の人の仕事でした。
そんな昔の鏡餅、母は暦にある1月11日に
「鏡開き」していました。
1日でも早く、小餅にしたかったのでしょう。
そんなこんなで
私も毎年1月11日に鏡開きをします。
私の場合は、七草粥を食べた後
無性に善哉を食べたくなるのです。
写真は全て、スマホ撮り。
今年初スーパーの買い物の時、小豆を買いました。
今の鏡餅は、とても便利。
丸餅が個別のパックで入っています。
暮れに買った鏡餅の
賞味期限は、2025年12月です。
ゆっくりゆっくり小豆を煮詰めました。
美味しい善哉が出来上がりました。
鏡餅
開いて作る
善哉を
母に供えて
般若心経
母が作る善哉の味を覚えているから
鏡開きは、1月11日。
善哉にも、その人の味があるものです。
小豆のやわらかさ、小豆の量、甘さ。
そしてひとつまみの塩。
父が鏡開きをした餅で、嬉しそうに
善哉を作っていた母・・・ 思い出す。