今日のフォト。 春を呼ぶ、東大寺二月堂修二会(お水取り)
2021年3月1日~14日、開催。
お松明を持った童子(どうじ)の顔に
火の粉が、ふりかかる。
過去picで、東大寺二月堂修二会。
2021年、修二会は行われますが、この場所や広場は
入場の人数制限をし、以降の人は第2拝観所へ。
そこでも人数制限し、以降の人は見ることができません。
そして12日~14日は、誰も二月堂では見ることが出来ず
春日野園地に設置する、大型ビジョンからライブ配信する
お松明の様子を見ることになります。
お松明に、火を点ける。
使用されるお松明は、長さ6m、重さ40kg
あがるお松明は、10本。
そして12日に使用されるお松明は、11本。
長さ8m、重さ75kg、籠の直径80cm
童子が、二月堂の舞台を 勢いよく走る。
2本目のお松明が上がって来た。 最初の見せ場。
ひし形の釣燈籠は、修二会の時にだけ吊るされる。
お松明を クルクル回しながら走る。
燃え盛るお松明。 熱かろう、重かろう。
重さ40kgや75kgのお松明を 一人で担ぐ。
童子の肩に、お松明が食い込む。
天平勝宝4年から始まった修二会は、今年で1270回目となり
一度も途絶えたことが、無いそうです。
今年もコロナ対策を徹底して、行われています。
舞台から突き出るお松明。
落ちてゆく火の粉を浴び、「燃えがら」を持ち帰ると
その年は「無病息災」に、過ごせると言われ
観客から歓声が上がる。
奈良・東大寺二月堂修二会。
お水取りが終わると、ようやく大和路にも春が訪れる。