今日のフォト。
大阪市阿倍野区阪南町
お気に入りのカフェに、写真展のDMを置かせてもらえるのは
とても幸せなことだと思う。 感謝しています。
自宅から、地下鉄御堂筋線、昭和町駅へ行くには、13号線を通り
松虫交差点で右折して、松虫通を東へ行く。
10月3日の朝、私は別のルートで、昭和町駅へ向かったのでした。
王子町で用事を済ませて、私は自転車で、庚申街道を北へ走りました。
この前を通り過ぎて、引き返しました。 何?
時刻は、AM9時30分。 10時には梅田に到着しなければいけない。
でも私は、通り過ぎたのに、もう一度引き返し
スタスタと中へ入って、厚かましくも言ったのでした。
「あの~、このお店に、私の写真展のDMを置かせていただけませんか?」
あまりにも唐突過ぎて、お店のオーナーは
まるでうさぎのように、目を丸くしました。
入り口、左手に4人掛けのテーブルが2つあります。
テーブルは切り離せるので、組合わせて座ることができます。
入り口右手には、コーヒー豆と、その下に焼き菓子。
コーヒー豆には、丁寧な説明書きが添えられています。
そして中央にカウンター席。
私は10月3日の朝、取りあえず時間が無い。
DMを渡して、急いで立ち去り、梅田行きの電車に乗ったのでした。
そしてもう一度このお店に戻ってきたのが、午後1時15分。
朝の無礼を詫びて、私はここでランチをすることになったのです。
申し遅れましたが・・・
ここは、「自家焙煎コーヒーのお店 うさぎとぼく」というカフェです。
大阪市阿倍野区阪南町3-9-10
Tel 06-7502-2155
築70年以上の長屋を改装して、10月1日にオープンしたばかりなのです。
私は1人だったけれど、この席に座りました。(カウンター席の前)
座った席の壁の柱に、何か書いています。
このボックス席は・・・と、いうことです。
ここが押し入れだったのです。
サラダ&ドリンク付きの「うさカレーセット」を注文しました。
驚きましたね~。 うさちゃんカレーには。
そしてまるで子供に返ったように、とても嬉しかったのです。
カレーライス、最高でした。
食後のコーヒーが付いて、850円。 リーズナブルなお値段です。
レジの後ろと、元押し入れだったボックス席の間に
2階へあがる階段があります。
レトロな雰囲気を出すためか、あえて階段を剥きだしにしていました。
カウンター席とボックス席の向こうのフロアは
どうやら喫煙席のようです。
私はすっかり、長屋を改造したこのカフェの虜になっていったのです。
人はよく「恋に落ちる」と言いますが、正しくそれ。
だから唐突にも、DMを置かせてほしいと、マスターに懇願したのかも?
喫煙コーナーは、スペシャルに面白い。
剥きだしのトタン。 ここには、「昭和」がいっぱいありました。
このソファーに座ってもいいのです。
どうやらマスターは、「うさぎ」が好きなようです。
私はこれからじっくり時間をかけて、なぜうさぎが好きなのか
聞かせてもらいたいと思っています。
ヤカン、卵焼き用のフライパン、蚊取り線香。
世界地図があって、自転車があって、うさぎがいる。
この3つは、何か交差するのだろうか?
これを残した気持ちが、何となくわかるような気がする。
この家は、元クリーニング屋さんだったようです。
大きな洗濯板を大切に飾ってありました。
空調の色も黒。
上から黒い扇風機。 そしてその上にうさぎちゃん。
カウンター席です。 マスターです。 マスターは、若いです。
このお店は10月1日、ご夫婦でオープンされたようです。
マスターは、手塚治虫のブラック・ジャックみたいです。
オッと、 顔に傷などないけれど・・・。(笑)
そして10月6日、今度はモーニングを食べに行きました。
ホットドック、サラダ、ヨーグルト、コーヒーで、480円。
まるで「ウォーリーをさがせ」のように、カフェの中には
うさぎがたくさん潜んでいるのです。
向こうのうさぎは、こちらのうさぎの映り込み。
ホラね、こんなところにも、腰かけているでしょ?
これは元押し入れのボックス席の上。
これは大きくて、玄関の辺り。
入り口付近にある空調の色も、黒です。
ポイントカードもあるのね? 今度、自己申告しよう。
たくさんの種類の豆があるけれど、私は初回からずっと
「昭和町ブレンド」を飲んでいるのです。
少し苦味があって、冷めると酸味を感じるようになる。
「うさぎとぼく」、開店1週間で連チャンです。
そして10月7日は、喫煙席へ。
ケーキセットの私と、小腹が空いたと、ホットドックの友人。
この界隈では、喫煙できるカフェは、少ないのです。
ケーキセットは、「胡麻と豆乳のモンブラン」です。
トッピングのうさちゃんのクッキーが、可愛らしい。
DM、初日より、種類増えていません?(笑)
こんな風に、DMをレジのところに、置いて貰っているのです。
焼き菓子(パウンドケーキやクッキー)は、
障害者施設で作られたものを販売しています。
うさぎのクッキー(ミルク&ココア)、ナッツの焼き菓子。
ローズマリーチーズクッキー、パンプキンケーキです。
とても美味しかったです。
「うさぎとぼく」は、まるでオモチャ箱のように
たくさんの楽しいことが詰まっていそうな気がする。
それが私の心をくすぐる。
まだまだ通い詰めて、オモチャ箱から、もっと楽しいことを見つけよう。
「うさぎとぼく」さん、
たくさんの写真を撮らせてくださって、ありがとうございました。