MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

「小田急線の魅力」も見逃せない!~公式HPリニューアルの告知広告

2006-12-10 | 小田急グループ

 

今日は都営浅草線やその乗り入れ各線でダイヤ改正が実施され、また新京成~京成線の直通運転が開始された事もあり、この方面へ出向かれた方も多い様ですが、MAKIKYUは昨日・今日と所用でこの浅草線乗り入れ線区の幾つかをはじめ、地下鉄や小田急線を乗り継ぎ、都内某所の用務地へ出向いていました。

その際小田急線の電車内中吊広告で気になったのが、この小田急公式HPリニューアルの告知広告で、快適度100%のリニューアルと共に、新コンテンツ「小田急線の魅力」も見逃せない!とあります。

MAKIKYUもHPの内容が気になりましたので、新コンテンツを中心に少々覗いてみましたが、日頃ある程度の頻度で小田急線に乗車し、また毎月各駅で配布されている広報誌「おだきゅう」をほぼ毎月見ているMAKIKYUとしては、新コンテンツ「小田急線の魅力」は概ね既知の事柄で、日頃小田急線を余り利用しない方や、広報誌に余り目を通されない方向けの内容という感を受けます。

ただこのコンテンツの項目を色々見ていますと、小田急線のサービスが近年格段に向上している事や、今後の更なるサービス改善も大いに期待できる事を実感させられる内容で、小田急が沿線の付加価値向上に努めてきた事もあわせ、沿線の人気の高さもこれなら納得が行き、できればMAKIKYUもいつか再びこの沿線に…と感じます。

それにひきかえ都営浅草線にも乗り入れ、今日もMAKIKYUが止む無く利用した余りに高額な運賃で悪評名高い首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る
開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)と来たら…

こちらは既に御用済みで廃車解体となった車両の画像を公式HPのトップに大きく掲載している有様で、この様な所から見ても会社の姿勢の違いが伺える様に感じます。

また「開発を止めた某鉄道」は鉄道自体をはじめ、沿線も魅力といえるモノは何も無く、MAKIKYUも現在止む無くこの沿線に身を置いていますが、こんな沿線に居る事自体が禁固刑に処されているも同然ですので、この「開発を止めた某鉄道」の公式HPに「○○線の魅力」といったコンテンツの開設などは到底期待できず、小田急線との余りの格差を痛感させられます。

あと小田急公式HPの新コンテンツ「小田急線の魅力」ですが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様の中で首都圏以外のエリアにお住まいの方や、首都圏にお住まいでも日頃小田急線を利用される機会が少ない方などは是非アクセスされ、「快適も、便利も、感動も…」という小田急線の現状と今後に関して知って頂ければと思います。

そして可能であるならば是非小田急線に乗車され、その魅力を実際に堪能して頂ければ、きっと小田急線を気に入られるかと思います。

(ちなみにこの記事中をはじめ、「MAKIKYUのページ」で時折惨状に関して触れている北総監獄はかなり高額な出費が嵩むだけですので、行かれない方が無難です。怖い物見たさでどうしても、という方は別ですが…)

画像は小田急公式HPリニューアルの告知広告と、小田急線の8000形電車(画像は別記事で既出)です。


北総監獄を走る電車~H:1600形更新車(通称:改悪)

2006-12-10 | 北総監獄
今日は首都圏の都営浅草線や乗り入れ路線、それと新京成がダイヤ改正を実施し、随分色々な所で話題にもなっていますが、今回のダイヤ改正ではスカイライナーの船橋駅停車や千葉線~新京成直通運転開始など、京成電鉄関連の動きが非常に顕著になっています。

ただ今回の改正では京成本線の上野~成田空港間などを走る「特急」が一部を除いて京成佐倉以遠で各駅停車に格下げとなり、一部時間帯のみが現行の形態で「快特」となる事もあって、今回のダイヤは「改悪」では…という話も一部では出ている様です。

ところで「改悪」という言葉ですが、MAKIKYUは浅草線関連でこの言葉を聞くとダイヤよりも車両を思い浮かべてしまい、それが今日取り上げるH:1600形の更新車です。

この車両は幾つもの社局の車両が入り乱れる浅草線やその直通運転路線で、列車番号の社局識別部に「H」を用いる京浜地区~三浦半島方面に路線を持つ某大手私鉄に所属する車両で、都営浅草線や今回の改正で大きな動きがある京成電鉄をはじめ、余りに高額な運賃で悪評名高い北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)にも乗り入れるなど、活躍範囲が非常に広いのも特徴です。

1600形は1980年代中頃から製造開始された1500形車両の中で、1600番台の6・8両固定編成車両を示し、直流モーターを用いた界磁チョッパ制御を採用している車両ですが、この後にVVVFインバーター制御にモデルチェンジした1700番台も製造されています。

この車両は近年になって更新工事が実施され、現在では大半の車両がこの工事を終えていますが、この工事を行った車両が前面床下にスカートが取り付けられ、また大半の編成で行先表示幕が英文入りの白地幕に交換されているので、更新車を見分けることは比較的容易に出来ます。

車内も随分手が加えられ、バリアフリー対応のドアチャイムやドア上LED式案内表示器の設置など評価できる点もありますが、内装が全面的に取り替えられ、床材などはどうも…といった感じの黄色いモノに取り替えられています。

また座席はご丁寧にも床下のヒーターを撤去して片持ち式に交換(何故か最前部だけは違いますが…)していますが、この座席が「ブカブカ」(以前「MAKIKYUのページ」の別記事で取り上げた事があります)した異様な感触のモノで、MAKIKYUとしてはこれは改悪以外の何者でもないと感じ、この事に起因して「改悪」と呼んでいますが、周囲の人間の中にはこれを「改善」と言っているモノも居り、1600形の更新に関する評価は人によって大きく分かれる様です。

この座席は最近、この某大手私鉄の新製車両や更新工事施工車両で増えているモノで、新製車では車端部にクロスシートが設けられ、ここは「ブカブカ」した感触の座席ではありませんので、ここへ逃げ込めばまだ何とかなるのですが、この車両に限るとご丁寧に座席を交換していながら、車端部クロスシートの設置もありません(この某大手私鉄にはツイングルシートとやらの余剰部品が多数あるはずなのですが…)ので、これがやってくるとMAKIKYUは「無座」を余儀なくされます。

開発を止めた某鉄道」の余りに高過ぎる運賃を払わされながら、乗り入れ車両とはいえこの車両がやって来た時は非常に腹立たしいもので、こんな座席に否応無く座らされるか、「無座」を余儀なくされるのは不快極まりないですが、せめてこの手の車両は他社線へ送り込まず、自社線内限定にして頂きたいと思う今日この頃です。
(最近登場したこの形式のVVVF改造車に限って言えば、自社線内限定の様ですが…MAKIKYUはまだこの改造車の実車を見た事がありません)

また「改悪」は1600番台の車両だけではなく、最近では1700番台の車両にも及び始めていまして、MAKIKYUはこちらにも止む無く乗車した事が何度かありますが、これも出来ることであればコストのかかる不必要な座席交換は取り止めてモケット交換程度に留め、その分浮かせたコストで長距離区間や羽田空港発着の運賃を値下げして運賃不均衡(途中駅で一旦改札を出場して乗車券を買い直すと、通しで乗車するより安くなるケースが多数あります)を是正して頂きたいのが本音です。

しかしまだまだこの手の「改悪」は続きそうで、MAKIKYUも日頃不本意ながら利用せざるを得ない「開発を止めた某鉄道」やその乗り入れ線区の利用がますます鬱になりそうです。

写真は「開発を止めた某鉄道」に乗り入れた1600形・これで一駅300円は勘弁です。