MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

全州・韓国館の石焼ピビンパプ

2006-12-16 | 海外その他
今日は全州関連の記事を更に追加、こちらは「MAKIKYUのページ」でも時折登場する「食」に関する話題です。

これは8月にMAKIKYUが全州へ行った際、韓国館という名前の店で注文した石焼ピビンパプ(混ぜご飯)で、ピビンパプは食で有名な全州の中でも一番の名物料理です。

この店は高速・市外バスターミナルからも徒歩で行ける範囲にあり、MAKIKYUが宿泊していた旅館もこのエリアだった事もあり利用する事になったのですが、全州の中でも結構有名な店らしく、ここの石焼ピビンパプも7000Wと決して安くはありません。
(ここでは真鍮の器に入った伝統ピビンパプは確か10000W…随分価格差が大きいです)

ただ見た目はなかなか美しく、付け出しのおかずも一般食堂に比べるとさっぱりとした感じのモノが多い感じですので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様がピビンパプの本場・全州へ行かれましたら、少々割高なだけの価値はあるかと思います。

またMAKIKYUは以前、この街の他の有名店や一般飲食店でピビンパプを食した事もありますが、現地人によると駅前の一般食堂はイマイチとの事…MAKIKYUはまあまあかと思いましたが、本場の人間も味にはこだわりがある様です。

通勤列車から望む全州のワールドカップスタジアム

2006-12-16 | 海外その他
今日は全羅北道・全州の路線バスに関する記事を取り上げましたが、そのついでにMAKIKYUが8月に全州へ出向いた際の車窓を写したワンシーンを取り上げたいと思います。

このシーンは益山Iksan~全州Jeonju間で通勤列車Tonggun-Yeolchaに乗車した際、参礼Samryeを過ぎて全州市内に入る頃に撮影したモノで、この一帯は韓国一の穀倉地帯という事で日本の米どころとよく似た田園風景が広がっています。

ただ田園風景の先に広がる巨大なコンクリート造りのアパート(韓国では30階建て位の巨大な共同住宅をこの様に呼称し、日本のアパートとは大違いです)は如何にも韓国といった感じで、これは人口密度の高い国だけあって、全州などの地方都市でも当たり前の光景です。

また写真のやや右側に見える特徴的な建物は、2002年に日韓共催で開催されたワールドカップの際に建設されたスタジアムで、ここは今でも全州の観光名所の一つになっています。

MAKIKYUが日頃活動拠点としている首都圏を基準に考えると、日本国内の孤島・沖縄辺りよりも遥かに近く容易に行ける所だけあって、異国にいる事を忘れさせる感じで、「異国に居ながらも親しみを感じる」それが韓国の魅力の一つだとMAKIKYUは感じますが、日本国内に居られる「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も、韓国まで足を伸ばされてみては如何でしょうか?

あと全州へ向かう際に乗車した通勤列車に関しては、以前取り上げた記事もありますので、興味のある方は「韓国鉄道 9501型ディーゼル動車[CDC](2)」の記事も合わせてご覧下さい。

全北・現代がオークランドを下す~それにちなんで…

2006-12-16 | バス[大韓民国]
昨日自宅のテレビを見ていた所、サッカーのトヨタ・クラブW杯5・6位決定戦で全北・現代がオークランドを下すというニュースが…

MAKIKYUは日頃スポーツには関心ない方ですので、この手の話題は余り得意ではありませんが、今日はこんなニュースも飛び込んで来ましたので「全北・現代」に因んだ話題を取り上げたいと思います。(といっても「MAKIKYUのページ」の事ですので…当然公共交通ネタです)

ちなみに全北Jeonbukとは全羅北道Jeolla-bukdoの略称、現代Hyundaiとは韓国の大財閥の一つで、「MAKIKYUのページ」でも以前取り上げた現代自動車などもこのグループに該当します。

今日取り上げる話題は「全北・現代」といってもサッカーチームの事ではなく、全羅北道の道庁所在地・全州市を走る現代製の路線バスに関する話題で、写真の車両は以前にも取り上げた事がある日本の三菱ふそう製路線バス・AEROSTARと良く似たAEROCITYです。

写真の車両は座席バスとして用いられているモノで、扉配置は前ドアのみ、車内は通路を挟んで両側に2列ずつハイバックシート(背もたれの大きな座席)が並んでいて中距離での乗車にも対応し、前面のデザインもフロントガラスが大きくなっているのが特徴です。

座席バスでは全てという訳ではありませんが、この様な特徴を持った車両が使用される事が多く、運賃も一般市内バスに比べて割高に設定されている事もあって、一般バスと容易に識別できるように前面には「座 席」とハングルで大きく書かれ、塗装も一般バスとは異なる場合が多いです。

写真もそういった事例に該当し、全羅北道では市内バスの塗装は道内で概ね統一されていますが、一般バスのオレンジ系に対して、座席バスはブルー系の塗装を用いているのが特徴です。

またこの写真は全州市から少々離れた参礼で撮影したモノで、この385番のバスも東山洞Dongsan-dongや全北大学を経て全州大学へ至る路線ですが、ここから全州市内へ向かうバスは座席バスの比率が圧倒的に高く、一般バスを探すのに苦労する程です。

それでもMAKIKYUは全州~参礼間をバスで移動する際、敢えて一般バスを利用した位ですので、全州の市内バス乗車は一般バスばかりで、未だ座席バスには乗車していません。

今度全州を訪れる機会があるならば、この座席バスに乗車してみるのも…と思っていますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も全州へ行かれる機会がありましたら、是非一度乗車されてみては如何でしょうか?

あと今日はバス以外にも全州に関する記事を掲載していますので、興味のある方は合わせてご覧下さい。