MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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銚電・仲ノ町駅と濡れ煎餅

2006-12-22 | 日本国内その他

  

「MAKIKYUのページ」では今日、銚子電気鉄道(銚電)の700形に関して取り上げましたが、今日もこれとは別に銚電関連の記事を少々取り上げたいと思います。

1枚目の写真は銚子駅の隣、銚電の車庫や本社もある仲ノ町駅で、ここはヤマサ醤油の工場に周囲を囲まれている事もあってか、電車を降りると辺り一体には醤油の匂いが漂っています。

現在この駅では、銚電名物「濡れ煎餅」の出荷に追われており、駅舎内には煎餅の入ったダンボール箱が山積みになっていまして、濡れ煎餅販売の盛況を感じさせられます。

MAKIKYUもお土産にこの駅で濡れ煎餅を購入(写真2枚目)しましたが、ここでも随分売れている様で、残っているのは「はねだし」と呼ばれる規格外品?だけ(犬吠駅では販売していました)でしたが、これは値段の割に量が多い徳用で、銚電以外の販売店やネット通販での購入(現在余りの盛況で対応できずに休止しています)は行っていないかと思いますので、現地へ行かれて濡れ煎餅を購入する際にはオススメです。

濡れ煎餅は柔らかな触感が特徴で、濃厚な醤油の味がしみていて病みつきになりそうな味ですが、かなり濃い味で好みも分かれるかと思いますので、濃い味はちょっと…という方は薄味(うすむらさき)を購入された方が良いかもしれません。

また弧廻手形と呼ばれる一日乗車券を利用される場合は、犬吠駅にて1枚サービス(写真上にある個装の煎餅がその品です)の特典クーポンが付いており、犬吠駅では焼き立ての濡れ煎餅を食べる事も出来ますし、銚電では濡れ煎餅以外にも幾つかのお菓子を製造・販売していまして、こちらも犬吠駅が多数の種類を取り扱っていますので、こちらに関心のある方は同駅へ立ち寄られると良いかと思います。
(犬吠駅は終点外川の一つ手前、また外川駅から徒歩でも10分程度で辿り着けます)

それと余談ですが、銚電では当然車内広告でも濡れ煎餅の告知を行っていまして、この広告も悪くない感じですので、これも掲載しておきます。(写真3枚目)


銚子電気鉄道700形~営業運行に遭遇した事はありませんが…

2006-12-22 | 鉄道[首都圏・私鉄等]

 

「MAKIKYUのページ」では昨日銚子電気鉄道(銚電)の800形をはじめ、同電鉄関連の記事を幾つか取り上げましたので、今日は他の記事でも…と思っていましたが…

ただ「MAKIKYUのページ」を日頃ご覧頂いているある方から今日銚子へ行くという連絡を頂き、また銚電応援も兼ねてという事で、連日銚電関連の話題になりますが今日は同社の700形に関して取り上げたいと思います。(他に関連記事も掲載します)

この車両は戦前に製造された骨董品とも言うべき車両で、先日取り上げた800形よりもずっと古い車両ですが、銚電にはこれより更に古い車両があるという事には驚かされます。

またこの車両は滋賀県の近江鉄道から移籍してきたモノで、近江鉄道時代に運転台の撤去(片運転台化)を行った事もある様で、その事もあってか銚子方と外川方で前面のデザインが異なるのも特徴的です。

現在701号と702号の2両が在籍していますが、702号はワンマン化改造されていない事もあって稼働率は低く、専ら予備車になっている様ですので、これにはなかなか乗れそうにありません。

また701号は事情により暫く稼動していなかった様ですが、先日銚子を訪問した際は検査上がりの美しい姿で試運転を行っている姿を目撃していまして、暫くの間は活躍が期待できそうです。(正月などは混雑するかと思いますが、この車両の活躍が期待できそうです)

ただこの車両、2扉でドアが中央に寄っている配置という事もあってかワンマン運転では使い難そうで、これがワンマンに対応している他形式に比べて稼働率が低い原因なのかもしれません。(MAKIKYUは銚電を3回訪問していますが、未だに営業運転で稼動している姿を見たことはありません)

MAKIKYUも今度銚電を訪問するなら、是非乗車してみたい車両の一つなのですが…

写真は仲ノ町駅(銚電の車庫がある駅です)に停車している701号車(前面は外川方)と702号車(前面は銚子方)です。

701号がワンマン化されている事以外は同形式だけあって似たような車両ですが、701号は客扉窓がやや小さく、また検査上がりという事もあって随分美しい姿になっています。