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MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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銚子電気鉄道の車内広告~ぬれ煎餅を食べて あなたも銚子電鉄を 応援しませんか?

2006-12-21 | Weblog

昨日MAKIKYUが出向いた銚子電気鉄道(銚電)ですが、今日の記事でも取り上げた800形車両に乗車した際、車内には写真の様な広告も…

銚電の車内広告には、この広告に限らず手製のかなり好感を持てる広告が多い感じですが、これは車内広告枠の半数程度が空いている事が多く、また白黒の釈明広告を平然と掲出して乗客の反感を買っている同じ千葉県内の北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)とは大違いで、また銚電は苦境に立たされながらも「開発を止めた某鉄道」の様な余りに高過ぎる運賃設定(北総監獄中央~白井間6㎞でも370円です)を行わず、土地柄を考えると良心的な運賃設定(銚子~外川間6㎞強で310円)に努めているのにも好感を持てます。

こういった鉄道だからこそ、皆で応援しようという気風が生まれてくるのでしょうし、MAKIKYUも応援して行きたいと思います。

みんなの銚電。 みんなのぬれ煎餅。 みんな銚電を応援しています。
「ぬれ煎餅を食べて あなたも銚子電鉄を 応援しませんか?」


銚子電気鉄道800形~古参車ながらも大活躍

2006-12-21 | 鉄道[首都圏・私鉄等]

 

千葉県の東端を走る銚子電気鉄道(銚電)、この路線は銚子~外川間の6㎞強を結ぶ短い路線で、現在走っている車両は全てが他社からの移籍車両となっていますが、この車両は四国の伊予鉄道から1980年代に移籍(それを示す表記が車内にもあります)したもので、銚電では1形式1両のみの存在です。

この鉄道では他形式でも該当する車両がある事ですが、前面のデザインが銚子側と外川側で異なっているのが一つの特徴で、車体長が比較的長く片側3扉と収容力も抜群、またワンマン運転対応改造(運賃箱設置、合成音声による放送装置取付など)が行われている事もあって、車歴50年を超える吊掛式で見るからに古さを感じさせる車両(銚電では更に古い車両もありますが、世間一般から見るとこれでも相当です)でありながらも、結構な頻度で稼動している様です。
(MAKIKYUは銚電でこの形式以外の吊掛車が営業で稼動している姿を目撃した事はまだありません)

車内は床が板張り、つり革を吊っている支えなどもなかなか独特な感じ、運転席は半室式とこれまた古参車ならではといったムードにあふていまして、また外観も端正な感じのスタイルという事もあって、MAKIKYUが銚電で最もお気に入りの車両です。
(銚電に乗る度に遭遇しているという事もありますが…)

この車両に限らず、少ない車両数ながらも強烈な個性を放つ車両の数々が集結する銚電、他ではなかなか乗れない様な車両もここでは比較的容易に乗車できますので、皆様も是非一度乗りに行かれてみては如何でしょうか?

また他の車両や沿線に関しても、今後追って取り上げていく予定です。
(年明けまで続きそうですが…)

画像は800形の外観(前面は外川方)と車内の様子です。


昨日は銚子へ~ここは千葉県内とはいえ遠いですが…

2006-12-21 | Weblog

現在不本意ながらも首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)に幽閉されているMAKIKYUは昨日、北総監獄と同じ千葉県に位置する銚子市へ出向いていましたが、銚子は同じ千葉県内とはいえ東端という事で結構遠く、ここへ行って帰るだけで一日がかりになってしまいます。

銚子は遠い上に田舎町なのでMAKIKYUも行く機会は少ないですが、何故ここへ?と言いますと、現在経営難で電車の補修にも貧窮し、先月銚子電気鉄道(銚電)の公式HPで告知があった後はネット上でも応援の輪が広がっている銚電の視察、並びに応援(乗るのが一番、そして煎餅購入)という事で、千葉県内住まいという地の利もあって行って参りました。
(MAKIKYUは過去にも2回程乗車した事がありましたが、先月の告知以降は初めてで、それにしてもようやくといった感じです。首都圏の他県をはじめ、中には上方から日帰りで行かれた方も居られる様で、MAKIKYUも相当な熱意に頭が上がりません)

「MAKIKYUのページ」リンク先サイト管理人様の何名かの方をはじめ、最近銚子へ
行かれた方も多い様で、またこれから行こうと思っている方も居られるかと思いますが、「MAKIKYUのページ」でも今日から暫くの間、時折銚子電鉄やその関連記事を取り上げて行きたいと思います。

ちなみにMAKIKYUが今日銚子へ出向いた際は、以下のルートで行って参りました。
(往復とも同じルートです)

北総監獄…木下(きおろし)-成田-成田空港=松尾☆-銚子

(…は自転車、-はJR、=は空港シャトルバス。また松尾の☆はバスが松尾五反田、こことJR松尾駅の間は徒歩連絡で所要7~8分程度です)

何でこんなルートを、と思われる方も居られるかと思いますが、このルートでは木下~成田空港間が480円、松尾~銚子間が650円(共にJR普通運賃)、それに空港シャトルバス(後日別記事で取り上げたいと思います)が200円で片道計1330円、これに対して木下~銚子間のJR普通運賃は1410円(千葉県内とはいえ遠いです)と割高になる事が一因、それと空港シャトルバスの視察などの目的もあって少々奇妙なルートになっています。

これですと少々時間を余計に要するのが難点で、空港シャトルバスとJR総武本線も特に接続を意識している訳ではありませんので、時間帯によっては乗継が厄介ですが、成田空港駅はJR以外に京成電鉄が頻発しており、これと地下鉄を上手く活用すれば都心方面や都心以西の方でも、銚子まで意外に安く行く事が出来ます(京成上野~銚子間が1850円、JR普通運賃や高速バスでは2000円を超えてしまい、京成~JRを成田で乗換でもこれよりやや割高です)ので使い方次第では有用で、また銚子へ行く途中にある八日市場や旭辺りへ行く際にも利用価値のあるルートかと思います。
(まあ今の時期は青春18きっぷが発売されていますので、これを活用するのも一つの手ですが…)

それにしても上記のルートで木下~銚子が約3時間(待ち時間もありますが…)、また北総監獄は公共交通の不毛地帯という事で片道約30分の自転車移動も余儀なくされるとなると、銚子は県内とはいえ遠いなと実感させられます。

ただ銚電はなかなか魅力的でして、遠く銚子まで足を延ばすだけの価値はあるかと
MAKIKYUは感じますので、首都圏にお住まいの方をはじめ、それ以外の方も機会がありましたら是非足を延ばされる事をオススメしたいと思います。

ちなみに昨日MAKIKYUが銚電に乗車した際は、弧廻手形(1日乗車券:銚子~外川間の往復運賃と同額の620円)を利用してこの鉄道を堪能してきましたが、この手形では犬吠駅での濡れ煎餅サービスもあり、単純往復でも普通乗車券購入よりお得です。(単純往復だけなら更に得な乗車券もあります)

また銚子電鉄は過去にも2回程…という事は先述ですが、今までMAKIKYUは銚子~犬吠・外川間の乗り通しだけでしたので、今回は一日乗車券のメリットを生かして幾つかの駅で途中下車も…こういった事も後ほど取り上げて行きたいと思います。
(今日も銚子電鉄関連の記事を幾つか取り上げたいと思います)

またネット上でニュースを見ていた所、以下の様なちょっと嬉しいニュースが…(青字が記事部分です)

まだまだ余談を許さない状況にある銚子電鉄ですが、これからも頑張って頂きたいものです。そして「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も是非銚電に応援を!

せんべい売れ、電車を補修 経営難の千葉・銚子電鉄
 
経営難に陥っている銚子電気鉄道(千葉県銚子市)の人気商品「ぬれ煎餅(せんべい)」が好調な売れ行きを見せ、電車3両の補修費用を確保できる見通しとなり、
同社は20日、うち1両の補修を終えたと明らかにした。

危ぶまれていた恒例の「初日の出運行」の時刻表もホームページ(HP)に掲載された。

同社によると、補修を伴う車両点検は今月から来年4月にかけ実施。
補修が必要な車両は計3両、費用を総額約1000万円と見積もっていた。

同社は先月15日、HPで「電車運行維持のために、ぬれ煎餅を買ってください」
と呼び掛けたところ、全国から注文が殺到。約2週間後には受け付けを中止するほどの人気ぶりだった。


写真は銚子へ行く途中、JRとバスの乗換えで立ち寄った成田空港です。
ここは何度も足を運んでいますが、さすがに飛ぶのは…
MAKIKYUは千葉県住まいながら、ここで利用する交通機関は鉄道・バスのみで、今までに何度か海外へ出向いた際も、ここを利用した事は一度もありません。