チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ボンヌママの「栗ジャム」でケーキを

2023年05月09日 | おやつ

曇、12度、78%

 香港から戻って来る主人に「ボンヌママのジャム」を買って来てと頼むことがあります。ボンヌママのジャムは日本でも売っていますが、瓶のサイズが違います。このジャムの空き瓶は我が家の保存食入れです。20個近く空き瓶を持ち帰りましたがいつの間にか数が減りました。大きさが揃っている方が好ましいと思います。瓶は重いので主人には申し訳ない。

 先日持ち帰って来てくれたのは「栗ジャム」でした。 見た途端、心の中で「これ一番美味しくないやつだ!」と思いました。全種類食べています。「栗ジャム」と「マーマレード」は私の口には合いません。「栗ジャム」は栗が香らない甘さだけがある糊状のもののようです。「マーマレード」は水っぽく感じます。

 主人が香港に戻って、「栗ジャム」とにらめっこ、そのまま食べても不味そう、パンには塗りたくない。そこで大量の「栗ジャム」を使ってケーキを焼きました。甘さが強いのでお砂糖なし、「栗ジャム」を半瓶入れましたから、生地はベトついているのでバターもなし、軽く仕上げたいので卵は別立て、白身をしっかり立てました。忘れずに栗と相性のいい「ラム酒」をドボドボ。ふくらみが少ないことを予想して、 長方形のタルト型で焼きます。オーブンはいつものガスオーブン使用。

 白身の力だけですが思ったより膨らみが出ました。 バターを使っていないのに細かなきめのさっくりとしたケーキです。「ラム酒」効果が素晴らしく、紅茶でおやつにしました。食べながら、「コーヒー」もいいなぁ。

 最近、残り物などで「勝手なケーキ」を焼きます。「勝手なケーキ」はどういう組み立てにしようかと考えるところが楽しみの一つです。おやつ作り、決まり切ったケーキでなくても思わぬ発見があります。あと半瓶、「栗ジャム」が残っています。さて、どう使い切ろうかな?

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柏餅

2023年05月05日 | おやつ

雨、18度、87%

 庭には「ヨモギ」がたくさん生えています。「草餅」が食べたいなぁ、でも「端午の節句」はやはり「柏餅」です。一日早く「柏餅」をこさえました。

 今日まで待ちきれず、昨日のおやつに食べました。 今年の「柏」の葉は大きく、お餅がすっぽり隠れて見えません。ほの温かな柏餅、まだ柏の葉の匂いが移っていないのですが、餅と餡子はこのくらいのタイミングが一番です。おうちで作る楽しみはこの温かさです。

 「柏の葉」はかすかに香りがあります。今回は生の葉の真空パックを使いました。生の葉は塩を使って保存しています。香港にいる頃、日本に出張する主人に「柏の葉」を頼みました。乾燥の柏の葉を200枚買ってきました。そこで、乾燥柏の葉に魚を巻いて蒸したり、寿司ご飯を包んだり、使い切るのに数年かかりました。柏の葉の深いうっすらした香りを知ったのもこの200枚のおかげです。

 今日のおやつも残しておいた「柏餅」です。柏の葉の香りがしっかりと移っているはずです。柏の葉の塩気は餅に甘さを足します。固いなと思ったら、柏の葉を外して焼きましょう。焦げ目がつくくらいに焼くとまた違った美味しさです。3時のおやつまで待てるかな?

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ココナッツ、生クリームのケーキ

2023年04月09日 | おやつ

晴、8度、62%

 年末からこちら、私の誕生日にケーキを作った以外お菓子を焼いていませんでした。こんなこと滅多にありません。1月には小さな焼き菓子用にとバルミューダの「オーブンレンジ」を買いました。2月にはイケアで小型の菓子型を見つけ買ってあったのに、どちらも使わないままでした。

 料理に使った生クリームが残ってしまいました。どう使おうかな?残ったクリームをボールに明けて、使い道を考えました。ケーキを焼こうと思います。生クリームを使うとしっとりするはず、でも量が結構あります。出してあったバター、卵を冷蔵庫に戻しました。「生クリームと粉だけで何かできないかな?」粉だけだとべったりしたお菓子になります。そこで、まず、生クリームを固めに泡立てました。小麦粉を少し入れて次に入れたのは、「ココンッツファイン」です。「ココナッツファイン」はココナッツの白い部分を細くしたものです。歯に触るの食感と香りが良く、小麦粉のように水分を吸うわけではありません。硬さを出すために小麦粉よりたくさん入れました。

  予熱なしでもオーブンとして使えるそうです。温度の上昇が早く狭い庫内だからできることです。イケアの小さな菓子型は細かい凹凸が入っています。170度に設定、さあどんな菓子が焼けるやら?

 残り物の処理、菓子型の試し焼き、小さなオーブンの試用、私の台所仕事はいつもこんな感じです。水分の多い焼き菓子はもっと低い温度で長く焼くのがいいのですが、170度以下にはなりません。15分焼いて、そのまま庫内に置きました。上火に近いため、焦げができています。冷めてから、 型から外しました。凹凸が良く出ています。ココナッツのいい香りです。材料は「ココナッツファイン」「小麦粉」」「砂糖」「生クリーム」生地は硬さを見ながら作ります。

 「ココナッツファイン」は私の数十年の定番クッキーのために常備しています。香港では「ココナッツファイン」を使ったパンやタルトがありました。飲茶には小さな大福の周りにまぶされて出てくることもあります。

 久しぶりのお菓子作り、創作菓子です。イケアの菓子型はよくできています。もう数個買い足そうと思います。ただ、バルミューダのオーブンレンジは上火の近さが菓子に焦げを作るので考えものです。クッキーのような高さのない菓子焼きにはいいかもしれません。専用天板がついていないので下火もが十分に伝わりません。バットを入れて次回はクッキーを焼きましょう。

 

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桜色のきんとん

2023年03月22日 | おやつ

曇、14度、88%

 昨日のお彼岸の中日、「ぼたもち」にしようかな?「桜餅」もいいいなあ。って考えていて、作ったのは「ピンクのきんとん」しかもきんとん篩をかけたきんとんでなく、モンブランの口金で絞りました。「桜色のきんとん」、モンブラン風です。

 「白あん」を薄紅色に染めました。ポツポツのきんとんに作ろうと思ったのですが、モンブランのように絞り出しました。餡の色染めは薄くなったり濃くなったり、難しい作業です。思いの外に優しい桜色に染まりました。

 家に近い桜並木はまだ一分咲きほどです。あと一週間もすれば川沿いは薄紅色に染まります。亡くなったモモが初めて見た日本の桜です。どんな思いで川沿いの桜を見上げたのでしょう。花好きのモモは私がすくった桜の花びらを匂いました。

 春彼岸、「ぼたもち」か「桜餅」か悩みます。毎年のことです。「桜色のきんとん」は私にしては珍しく漉し餡にしました。きんとんの桜色にはほんの少し「桜葉のパウダー」を忍ばせています。「桜餅」が香ります。

 一日雨降りのお彼岸の中日、桜へ、モモへ思いを馳せました。

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お雛様に「アールグレー饅頭」

2023年03月05日 | おやつ

晴、8度、84%

 「虎屋」が東京、パリ限定で「アールグレー饅頭」を出したと聞いたのは先月のことです。「どんなお味だろう?」漉し餡で皮にアールグレーを仕込んだ蒸し饅頭、地味な姿ですが味の想像が膨らみます。「上京の予定はないしなあ。」

 お雛様のお菓子はピンクや緑の「ひなあられ」や「菱餅」「ひきちぎり」のような面白い形のお菓子まで色鮮やかです。お雛様には申し訳ないけど、私の食べてみたい一心で「アールグレー饅頭」を作りました。

 皮を作る前に「アールグレー」を轢きました。市販の製菓用の「アールグレー」よりやや粗めに轢きました。皮にぽつぽつ見えるように。いい香りです。漉し餡はいつも作り置きがありますが、目先を変えて「レンズ豆」の餡を作りました。2種類のレンズ豆を合わせて炊きました。 小豆と豆質の似た「レンズ豆」をよくお汁粉にして食べます。小豆よりずっと早く炊き上がります。ただ、小豆とは違った「レンズ豆」独特の香りがあります。この香りと「アールグレー」の香りがどう合わさるのか食べてみるまでのお楽しみ。

 蒸しあがった「アールグレー饅頭」、さて日本茶にするか?紅茶にするか迷いました。「やっぱり紅茶よね。」とセイロンティーを濃い目に出しました。日差しがあるデッキでおやつです。 皮の「アールグレー」は餡となんともいい相性です。「虎屋」の物はもっとしっかりした甘味でそのコントラストはお抹茶にも合うのではないかと思います。やっぱり、「虎屋」のが食べたい。

 老舗が出す新商品は基本を押さえた確かなものです。新しいお菓子屋さんの作り出すアイディアあるお菓子も目が離せません。組み合わせの妙、香りづけの極み、お若い方の発想が素敵です。

 香港では一番の餡は「蓮の実」の餡です。でんぷん質のあるものなら餡は何からもできます。また見方を変えればジャムだって餡にできます。和菓子、洋菓子の一線なんてひょいと飛び越す最近のお菓子です。

 地味な「アールグレー饅頭」で申し訳なかったお雛様に今日は友人から毎年の綺麗なお菓子が届く予定です。お茶を点てる用意をして待ちましょう。

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手を抜かず作られたもの

2023年02月19日 | おやつ

雨、17度、88%

 ウェブでお菓子や料理の作り方を見ていると、市販の出汁や出来上がった調味料、電子レンジを使っての時短で作れるものが多数紹介されています。感心します。そして真似をします。蒸し器より電子レンジ、納得しました。早くて楽です。でもね?と考える自分もいます。

 先日のバレンタインデー、私もお菓子をいくつもいただきました。チョコレートに混じって焼き菓子が届きました。40年以上前一度食べたきりのお店のお菓子です。未だ20代でした。今考えると恥ずかしくなるようなお願いをしにお店のご主人にお会いしました。その話はいつかしますが、よくもまあと今にして思います。帰りにいくつか買ったその店の洋菓子の味はしっかりと私の舌の記憶にありました。シールもきっちりした包装も昔のままです。今では入手困難なお店の一つです。

 ここのお菓子は紅茶と合わせるのがベストです。以前は紅茶も扱っていましたが、今は取り扱いないと聞きます。 アマンディーヌでしょうか、ナッツと生地の硬さ、しっかりした甘さ、変わらぬ美味しさです。この店のどの菓子も間違いない美味しさを持っています。一度お会いしたご主人のお顔が浮かびます。

 甘さもバターの油脂分も最近のさっぱり方のお菓子ではありません。どっしりと重いフランス菓子です。それなのに食べた後にその重さが残らない、不思議だなと思います。手を抜かない、丁寧な作りのお菓子です。

 手を抜かない物作りに憧れます。心して手を抜かないつもりですが、年齢とともに手先が思うように動かなくなりました。毎日の自分の生活、刺繍や菓子づくり、パン焼き、ご飯を作ること、家族も小さくなり小さなサイズになりました。ここのお菓子を食べながら、20代の頃の私の気持ちが蘇りました。小さくなったからこそ、手を抜かずものを作りたい。20代の頃、何もが新鮮で自分に吸収したいと思ったあの頃に立ち戻りたいと思います。65歳の現在、気持ちを今一度整えます。手を抜かず作られた焼き菓子が私に教えてくれました。

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紫花豆

2023年02月09日 | おやつ

晴、6度、72%

 お豆が好きです。たくさんの種類のお豆を食べて来ました。それぞれに風味が違います、豆質、甘み、香り、個性があって大きさも様々、中でもとりわけ好きなのが「紫花豆」です。大きい、模様もいい、一粒でもずっしりとお豆を食べたと感じます。でも、黒豆ぐらい値段の高いお豆です。

 「紫花豆」とどこで初めて出会ったかと考えました。そうだ!30年前の、東京町田です。息子が住んでいたので度々行きました。古い街並みの商店街に大きな構えの商家、木綿の重い暖簾がかかっていました。「富澤商店」です。この店の暖簾をくぐったのはきっと年末、香港に「黒豆」を持って帰るために店を覗きました。入るなり驚きました、乾物が整然と種類豊富に揃っていました。奥には和洋菓子の材料が特殊なものまでありました。そしてもっと驚いたのは、乾物のことも、菓子材料のことも、店で働く方たちの知識が非常に豊富なことでした。的確、しかも使用方法までよくご存知の店員さんたちでした。

 黒豆の種類も豊富で、新豆を買いました。横に大きなお豆があります。これが「紫花豆」との出会いです。1キロ買った「黒豆」、荷物がかさむのに「紫花豆」も1キロ買いました。この時「紫花豆」のことを詳しく説明してくださった同年輩の店員さんのことを忘れません。香港に持ち帰り甘く煮ました。「美味しい」の一言です。

 以来、「紫花豆」は我が家のサラダ、スープ、もちろん甘煮と活躍してくれています。香港で「紫花豆」を見つけたことがありました。どうも中国本土から入って来ているようですが滅多に出会えません。群馬産の大きさではなく小ぶりな北海道産と同じくらいのサイズでした。香港では一番高いお豆でした。見つけた時の私の喜びようったらありません。

 久々に今では全国規模でお店を展開している「富澤商店」で買いました。北海道産、群馬産が「特」「特A」の3種類です。北海道産は小ぶりなので私でも識別できますが、群馬産の2つはどこが違うのか?よくわかりません。 早速炊きました。 十分に水分を含むと5センチ以上になります。新しいお豆だからでしょう、小1時間も炊くと柔らかになりました。煮崩れさせてくありません。その姿も楽しみたい。

 小皿に一粒載せました。もちろん一つでは終わりません。一つ一つ、じっくり楽しみながら、おやつです。ほっくり、じんわりとおいしさが口に広がります。地元群馬では「紫花豆」でお赤飯を炊くのだと友人が教えてくれました。贅沢極まりありません。

 うっかりしてお鍋いっぱいの「紫花豆」を全部甘煮にしてしまいました。玉ねぎと一緒の「紫花豆のマリネ」を作りたかったのに。また買って来ましょう、私の小さな贅沢です。

 

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うめ最中

2023年01月13日 | おやつ

曇、14度、76%

 年末のことです。孫一家がやって来るので私は寝具の準備やらで大忙しでした。主人と会うのは4年ぶりの孫娘でした。そんのことを考えながらベットを整えたり、タオル類の準備をしたり孫娘用のマグカップを出して来たりしていました。

 主人はお天気も陽気のいいので散歩に出かけていました。帰って来た主人の手には小さな白い小袋が。中は最中でした。休む間も無く動いている私の「おやつ」。

 早速お茶を入れました。 本当に一口の「うめ最中」です。人の手で包まれたとわかる品の良いお菓子です。最中を割ると中はやや白い餡?金時豆の餡でした。小豆と違った優しい餡です。ネットリとしていて甘くない。お茶と共に体の疲れが抜けました。

 福岡は菓子どころだと聞くことがありますが、お遣い物に出すことのできる和菓子や洋菓子は数少なく思います。全国お取り寄せのできる今の時代ちょっと送りたいと思うお菓子は強い味方です。主人に聞きました。「他のお菓子はどんな風?」年末でお店を閉める直前に飛び込んだそうです。店の構えやら他のお菓子の話を聞きながら、ここのお菓子ならお遣い物にと思います。

 年の瀬に見つけたいいもの、主人の心遣いの「うめ最中」でした。

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黄身入りパイナップルケーキ

2023年01月11日 | おやつ

晴、5度、64%

 台湾のお菓子「パイナップルケーキ」、クッキーの生地にパイナップルの餡の4センチ四方ほどの焼き菓子です。このお菓子に私は目がありません。台湾にはたくさんの有名店があります。袋入りのお安い「パイナップルケーキ」もあります。値段にかかわらず、どの「パイナップルケーキ」も美味しいと思うほど好きなお菓子です。安物はパイナップル餡の代わりに「冬瓜」を使って餡を作ると聞きました。

 主人が香港のお菓子メーカーの「パイナップルケーキ」を買って来てくれました。香港のお菓子と思っている方もあるくらい「パイナップルケーキ」が香港でも作られています。ところが今回はパイナップル餡に様々なものが入った物を買って来てくれました。「くるみ」「いちご」入りは孫にもたせました。残ったのは「塩漬け卵の黄身入り」です。「塩漬け卵の黄身」は中国の月餅には欠かせない素材です。切り分けると真ん中に月に似た黄身が現れます。日本の方には好き嫌いのある「塩漬け卵の黄身」です。

 ま半分にすると月餅のように見えました。パイナップル餡との相性もなかなかです。でも普通の「パイナップルケーキ」が好きです。時に目先を変える、お土産なら面白いかもしれません。最近日本でも「パイナップルケーキ」を家庭で作る方があります。もっと広まって欲しい「パイナップルケーキ」、クッキー地の香りとパイナップルの甘酸っぱい餡、このコンビネーションを考えた人に脱帽です。 

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トルコのドライイチジク

2023年01月10日 | おやつ

晴、11度、64%

 我が家のイチジク、すっかり葉を落としました。熟し切れなかったイチジクの実が枝にいくつもいくつも残っています。寒空に寂しげに見えるイチジクの木です。 昨年はたくさんのイチジクを収穫しました。毎日のおやつに余りあるほど実を付けました。たくさんの時は半割りにして「ドライイチジク」を作りました。家で「ドライイチジク」を作るには丸のままは難しく、いくつか腐らせてしまいました。

 作った「ドライイチジク」はサラダやお菓子に入れてすでにありません。頂き物の日本の「ドライイチジク」ももう底を着くかなという頃、いい塩梅に主人が香港から「トルコのドライイチジク」を携えて帰って来ました。しめしめ。

 おやつに「ころ柿」を食べてしまった私は次のおやつに「トルコのドライイチジク」の封を切りました。香港にはアメリカやヨーロッパから入って来る「ドライイチジク」とトルコから入って来る「ドライイチジク」があります。どちらも美味しいのですが形状が違います。日本式にイチジクの形がわかるのはヨーロッパ系、上から押しつぶしたような丸い形はトルコのものです。

 私が作る「ドライイチジク」はどちらかというと「イチジクチップ」です。イチジクの中のしっとり感を楽しむのは、丸のままのものが数段上です。形状は問わず、丸のままは生同様に噛むと種がじゃりっと音を立てます。

 「トルコのドライイチジク」は色が薄く、生の実は黄色だそうです。ドライにすると甘みは凝縮され、風味が増すように感じます。ひとパックに20個ほどぎゅうぎゅうに詰められた「トルコのドライイチジク」、一粒一粒大事に食べます。

 庭のイチジクに残った実には、カラスは見向きもしません。この夏、私に毎日おやつを実らせてくれるでしょうか?冬はドライにした果物を楽しむ季節です。

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