チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

仏手柑の落果

2023年06月04日 | 庭仕事

晴、18度、75%

 今年2年目になる「仏手柑」に初めて花が咲きました。たった一つだけの花でした。花びらが散るとめしべの根元がやや膨らみ受粉したことを知りました。奇妙な形の実になるその過程が楽しみでした。

 梅雨入りと同時に一晩中強い雨が降りました。翌朝、庭を回ると「仏手柑」の小さな実が地面に落ちていました。 丸く見える方が実です。言葉が出ないほどがっかり。

 花が咲くまで1年待ちました。花芽は2つ付きましたが、花開いたのは一つ。受粉するか心配しました。めしべの根元が膨らみ始めましたが、台風などを心配しました。大きな実になるのは秋です。花が咲いただけで喜んでいられないのはわかっていましたが、残念です。

 奇妙な形からだけでも、育てるのが難しいことはわかっていたつもりです。植えれば実の付く柑橘類もあります。庭の「レモン」や「ゆず」は緑色の実を着々と大きくしています。「レモン」は先が尖って、「ゆず」はまん丸です。大きく育った「仏手柑」は年末、縁起物の正月飾りとして高い値段で売られます。重い実の落果を防いで大きくするには育てる者の手間がかかります。

 落ちた実をよく見ると、丸く見える部分が幾つにも分かれているのがわかります。来年を待つしか手立てはありません。植物は一年の廻り物、「仏手柑」の実をこの手にできる日はいつかしら。

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ラベンダーの刈り込み

2023年05月18日 | 庭仕事

曇、22度、80%

 庭の花の盛りがひと段落しました。裏庭の薔薇はあとひと品種、小薔薇の開花を待つばかりです。大きな薔薇は花柄を切り落とします。表の庭の「ラベンダー」、「マーガレット」も盛りを過ぎました。梅雨入り前の周期的雨が予報されています。大きな株に成長した「ラベンダー」や「マーガレット」を刈り込みました。

 気温の上昇、雨、この二つで蒸れて痛みやすくなります。「ラベンダー」も「マーガレット」も下枝は地面に着くほどの大きさです。花盛りには、枝を支柱で支え、その支柱の下に植木鉢を置き持ち上げて、地面との間に空間を作り蒸れを防いで来ました。雨のたびに自分の花の重さに耐えられず前傾します。昨日も真夏日予報でしたので、朝から仕事にかかりました。

 2種類の「ラベンダー」の下枝はほとんど払いました。 花柄もバッサバッサと落とします。ずいぶんすっきりとしました。支柱は全部外しました。植木鉢も取り除きました。 「ラベンダー」、「マーガレット」、園芸店で売っているポット入りの花を買った時には想像もしていなかったことです。草花ではなくなっています。茎は木質化して太さも3センチから5センチ、こんな筈じゃなかったと後悔にも似た気持ちになります。

 18歳の時から憧れてやっと自分の手で育てることができた「ラベンダー」、毎年植え替えることなく咲いてくれる多年草の「マーガレット」、こんな手入れが必要だったとは知りませんでした。花が咲いている間は「嬉しい、嬉しい」で済みますが、終わると大仕事が待っています。道行く人が「そんなに切ってもったいない。」と声をかけてくださいます。「いえ、また大きくなりますから。」と黙々と作業を続けました。

  「ラベンダー」のこぼれ種からの芽生えです。大事な落とし子です。成長を見守りましょう。11時ごろ早めにお昼ご飯にしましたが、片付けも終わったら2時近くでした。

  この夏初の「アイスコーヒー」を入れました。ああ美味しい。あと一回冬に入る前に枝透かしや切り戻しをします。すると、春にはまたたくさんの花を咲かせてくれます。その日のために手をかけてやります。

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鳥のいたずら

2022年12月09日 | 庭仕事

晴、6度、74%

 昨日の朝、カーテンを開けると土が散らばっているのが目に入りました。緑のものも見えています。風もない晩でした。「何だろう?」出て見ると、緑のものは芽出ししたばかりの「シクラメン」です。部屋で育てようと小さな鉢に植え替えた「シクラメン」の苗が転がっていました。 抜かれたはいますが、歯型は残っていません。「カラスかな?」と庭を見張りました。

 寒くなり渡りの鳥が渡来し、庭の鳥が冬鳥に代わって来ています。鮮やかなオレンジ色の胸毛を持つ「ジョウビタキ」は頻繁に訪れます。「ヒヨドリ」の甲高い鳴き声も聞こえ始めました。庭の木の実は日に日に少なくなっています。「シクラメン」を食べ物と思ったのかもしれません。夕方前、つがいの「ヒヨドリ」がやって来ました。動く様子から「シクラメン」にいたずらしたのは「ヒヨドリ」に違いないと思います。

 冬も深まると、「ヒヨドリ」は地面をつついて歩いています。草に潜む虫も少ないはずなのに餌探しです。表の庭にある「南天」の赤い実はすでにほとんど啄ばまれています。追い払うつもりはありません。我が家の少ない実を食べて冬を越してくれれば幸いです。年が明け、鳥たちも庭に慣れてくるとだんだん家に近寄って来ます。冬の日差しの中、鳥の訪れを待つ日々です。

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こぼれ種のシクラメン

2022年11月24日 | 庭仕事

晴、13度、68%

 シクラメンの鉢植えが店先に並ぶ季節になりました。5年前庭に植えた「ガーデンシクラメン」は植えっぱなしで放ってあります。春前に気付くと赤い花をつけています。少し遅咲きの我が家の「シクラメン」です。5株あったのが2株に減っています。手入れもしないから自然消滅です。

 「シクラメン」が球根植物だと知っている方は少ないかもしれません。「球根売り場」で見かけるより鉢植えで売られているからでしょう。 この5年目の「シクラメン」の株元の太いのが球根です。球根植物は球根の子分けで増えるものが多いのですが、もちろん種でも増やせます。シクラメンの花が咲いた後、摘まずにおくと丸い丸い種ができます。その種を蒔くのですがこれがなかなか厄介で発芽しません。種ができても放っておきました。すると「シクラメン」の周りの地面から小さな芽が出ています。こぼれ種が芽生えたのです。夏のはじめのことでした。この暑かった夏も時たましか水を与えませんでしたが、親「シクラメン」と同じ小さな葉っぱが出てきました。

  子「シクラメン」です。 シクラメンは葉っぱの形も縞模様も鑑賞に耐えます。そこでこの冬は部屋で観葉植物としておくことにしました。掘り上げて鉢に移しました。 子株の根っこにはまん丸な種そっくりな子「球根」が見えています。中央の赤みがかったのが子「球根」です。

 子「シクラメン」が花を咲かせるのは来年、まだ先かもしれません。部屋に入れるまでしっかりお日様を浴びてね。

 

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オリーブ摘み

2022年10月14日 | 庭仕事

晴、17度、80%

 帰国してすぐに植えた2本のオリーブ、まだ5年ですが大きな木に育ちました。一年に2、3回切っても切ってもズンズン高さを増します。手に負えません。今年は実を沢山つけました。小さな花が咲いていても実にならない年もありました。植えた翌年、わずかに出来た実を塩漬けにしようと、アク抜きをしました。そのままでは渋くて食べられません。重曹液に浸けて10日ほどで抜けると書かれています。ところが半年経っても渋いままでした。重曹液は毎日取り替えます。結局食べないまま、「オリーブって面倒だなあ。」と思うようになりました。

  たくさんの実をそのまま放っておこうと考えていたのですが、ポトポト落ち始めた実を見ると「勿体無いいなあ。」と収穫しました。

 小粒なオリーブです。手でもぎって、服のポケットに入れながらの作業です。よく熟れた紫と緑の実、手のひらにコロコロと感じます。刃物を使わない作業なので、ココも一緒に庭に出ていました。 「オリーブよ、まだ食べられないよ。」重曹に浸ける前に種を取ったほうがいいのですが、小粒なので皮に爪楊枝で穴を開け、アク抜きを始めました。爪楊枝の先はオリーブの油が滲んでいます。

  重曹液に浸けて2日目、「今年はうまく抜けてくれるかしら?」不安です。うまくいかなかったら、来年は簡単な方法でオリーブオイルを絞ってみようと思っています。実のなる木は花も実も楽しめます。しかも一年中緑の葉を茂らせるオリーブです。細葉は裏がシルバー色で風にそよぐと美しい。

 今年はオリーブを食べられますように。

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伸びるオリーブの樹

2022年09月22日 | 庭仕事

曇、19度、72%

 台風14号は夜間に福岡の近くを過ぎたのでしょうか?朝起きると雨風ともに静かでした。ところが昼前から風が戻って来ました。まだ警報が出ています。家の中から風が吹く庭を見ていました。台風前、切るか切らないか迷った「オリーブの樹」が大きく音を立てて揺れています。実が付いているので切らずに置いた「オリーブの木」です。植えてまだ5年、春にも切りました。春切ったところから2メートル近く伸びています。木下に立つ私は見上げます。風が納まった昨日、脚立を出して来て切りました。

 脚立に乗り手鋸で切ります。気温が下がったので、体が動いてくれます。フェンスから出た枝は下の道に落ちるので、通行人、車に注意が必要です。青空の元、仕事が進みます。おまけに隣の「月桂樹」「枇杷」も大枝を一本。

  はしごの横に積まれたのが「オリーブ」です。仕事が終わったので、ココを部屋から出しました。大きく積まれた「オリーブ」に興味が行きます。気持ち良い空です。積んだ「オリーブ」にあおむけで横になりました。私の体の上に乗るココです。

 「オリーブ」は若木ですから柔軟性があります。倒れることはなかったでしょうが、切るべきだったと反省しています。小豆島のオリーブ農家の人が「自分の手に負える高さを保つようにしてください。」と言っていたことを思い出しました。

 台風前に切った「ユーカリ」にしても半年でぐんぐん伸びます。大きさを見極めながら育てることの必要性を痛感しています。昨夕、「熱帯性低気圧」が南の海上に2つ発生したとニュースで知りました。台風の風害が私の家は心配です。

  今日は切った枝を袋詰めにします。これがまた一仕事。木には申し訳ないけれど、枝払い、伐採は必要なことです。秋の一日、ゆっくりと木の香りを楽しみながらの作業です。

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芝刈り機の刃の交換

2022年09月16日 | 庭仕事

晴、27度、80%

 この夏は庭の草刈りを全くしませんでした。芝刈り、草むしり、気力が失せるほどの暑さでした。芝は伸び放題、雑草も気持ち良く伸びていました。月初め、気温が下がったのを機に芝刈りに手を付けました。15センチほどに伸びています。ここまで伸びると一度では2、3センチまでにすることは難しく、2度続けて芝刈りをするつもりでした。ところが2度目でもちっとも芝が短くなりません。あまり暑くないので、3度目の芝刈りをしました。

  3度目が終わった時の芝の状態です。この写真を見て主人が「芝がフカフカですね。」と言って来ました。なぜ芝が短くならないか悩んでいる最中でした。もしかしたら芝刈りの刃が切れなくなったのかな?6年目に入る芝刈り機です。私にとって初めての芝刈り機です。

 芝刈り機を持ってホームセンターに行きました。替え刃を探します。いいお値段します。1万円足せば新品の立ったまま使える芝刈り機が買えます。しばらく芝刈りコーナーで考えました。いやいや、我が家の芝の面積は狭いし、地面を這っての芝刈りは楽しいものです。替え刃を買いました。

 家に帰り、刃を付け替えて、さあ芝刈り。面白いように切れます。5年間油を注したり、草ヤニをとったり手入れはしていましたが、刃そのものが切れなくなっていたのです。 芝刈りを終えて庭で一息、ココの向こうに芝の小山が見えています。4回、短い期間に芝を刈りました。

 帰国して我が家の電化製品はほとんど全て新調しました。5年が過ぎ、小さな故障や部品交換が必要な時期に入りました。芝刈り機の刃を替えるのは5年ほどが目安のようです。

  昨日の芝の様子です。また伸び始めています。「一週間に一度芝刈りを」と言われることを実感します。4度目の芝刈りの後の写真を見た主人、「よく芝が手入れされてますね。」芝刈り休みに入るまであと2ヶ月、切れ味よくなった芝刈り機を楽しみます。

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草むしり

2022年09月08日 | 庭仕事

晴、23度、80%

 台風が過ぎ去った翌日、この夏、手を付けなかった庭の「草むしり」をしました。緑の絨毯とほれぼれと手抜きした庭を見ていましたが、朝の気温低下で緑が茶褐色に変わり始めていました。抜く時期です。いい具合に台風が来て、雨を降らせてくれました。カラカラの土の時より抜く力が違います。湿った土から面白いように根っこが出て来ます。朝は涼しく仕事がはかどりました。

 私の「草むしり」はいい加減です。少しくらい残っていても構いません。綺麗に抜き取ってしまう人と一緒に「草むしり」をしていると恥ずかしくなります。掃除や「草むしり」には性格が出ると聞きます。この歳ですから性格も固まってしまっているなあと、「草むしり」を終えた庭を見て思います。

 緑の絨毯も良かったけれど、いい加減な「草むしり」でも草がなくなる時こちよく感じます。草と戦う「草むしり」無心になってできる仕事です。この夏の異常な暑さがなければ緑の絨毯は見れませんでした。暑さのおかげで「草むしり」をサボって綺麗な景色を見せてもらいました。

  この緑の塊は抜きとった草です。夕方まで乾燥させてゴミ袋に入れました。45Lの袋ちょうど2つでした。

 スッキリした庭を見に幾度も庭に出ました。やっぱり「草むしり」はいいなあ。今日は石垣の「ツタむしり」です。

 

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雑草

2022年09月04日 | 庭仕事

曇、24度、89%

 この夏は暑いので朝の7時半には庭仕事をやめました。お昼間はずっと家の中にいます。芝刈りもふた月しませんでした。芝は15センチにまで伸びました。北側の庭の「草むしり」雑草取りもしませんでした。暑いばかりか雨が降らないので、草抜きが容易ではありません。そしたら見事な緑の絨毯になりました。「綺麗だわ。」4、5種類の雑草たちが作る緑の絨毯です。砂混じりの地面よりはるかに見栄えが良く、足の裏には草の柔らかさを感じます。飛び石の部分を除いて一面です。毎日ほれぼれと眺めます。

  砂利を敷いた部分には雑草は生えませんが、緑の絨毯から伸びたつる植物が地面を這っています。細長く伸びるつるたちが勢いのある模様のようです。

 つるも雑草も私が「草むしり」をサボったおかげで見られた庭の景色です。明け方の気温が下がり始めました。雑草のいくつかは茶褐色に変わります。緑の絨毯はお終いの時期に来ました。

 台風が行き過ぎたら、雨を吸って土は柔らかくなるでしょう。いよいよ緑の絨毯を取り払う「草むしり」の開始です。雑草が見せてくれた綺麗な緑、この夏の私の楽しみの一つでした。「雑草」なんて人間が勝手に決めたもの、「雑草」も植物だと改めて思います。

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芝刈り

2022年08月24日 | 庭仕事

曇、27度、88%

 この夏は暑くて庭の芝刈りをサボりました。春先に2回刈ったままその後2ヶ月は手をつけませんでした。気がつけば、フカフカの芝は優に15センチの長さです。 ここまで伸びると1度の芝刈りでは適当な長さにはなりません。2度手を入れるつもりで雨上がりの涼しいうちに借りました。昨日2度目の刈り込み、でももう一度刈らないといけない長さです。サボりのツケはしっかり出ています。

 私の芝刈り機は「バリカン式」と言われる電動の手持ちで刈るタイプです。かがんで刈ります。私は両膝をついて、這いずり回って刈ります。日頃と違って、ぐっと低い姿勢、体全体に「土」を感じながらの作業です。左手のひらで「土」を抑えながら父母が残してくれた土地を思います。姿勢的にはきついのですが、この高さは視線の低さが違う世界を見せてくれます。

  「マルバルコウソウ」の可愛葉っぱが芝の上を這っています。朝咲いた白い花がポツン。 上から見ていたのは違う視界の広がりが好きです。空はうんと高く見えます。土の匂いを嗅ぎながら芝刈りです。芝刈りの楽しみは土の感触、土の匂い、地面の景色です。

 立ったまま使える芝刈り機の購入を幾度も考えました。でもこの楽しみには代えられません。今週今一度、芝刈り予定です。サボりのツケは大きかった。気温は相変わらず高いのですが、日差しが秋の気配を帯びて来ました。「芝刈り機」を写真に収めようとするとやって来ました、ココさん。

 

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