雨、18度、98%
家人が、一人で散歩に出かけました。その6日ほど、ほとんどどこに行くにも私が一緒でした。家で待っていても心配ですが、こちらから電話をするのは、かえって家人に重荷になってはと思い控えていました。どの方角に出かけたかは、大方解っています。何かあればと思っていると、家で心配している私を思ってか、電話がかかりました。順調に歩いていたようです。ひとまず安心、帰りを待ちましょう。
先週は、週明けから本当にいろんなことがありました。一晩寝れば、起きた時にはもう元気という私も、疲れが消えないのを感じています。けど、口に出して疲れたなど言ってられる場合ではありません。もし、寝てていいよ、なんて言われたら一日中寝ていたでしょう。
ピンポン、家人が戻ってきました。喜ぶモモさんとドアを開けると、あら!大きなオンシジュウムの花束を持った家人がいました。
花が家になくなって、数日が経ちます。花市に行きたいと思っていても、時間的にも無理な状態でした。近くの花屋さんで買えばいいものを、香りの薄くなった百合ややっと咲いているようなトルコキキョウを買おうとは思いません。
雀蘭、 ともいわれるオンシジュウム、アレンジの時は、メインで使われることが少ない花柄の小さな蘭です。でも、一種だけなら、 枝のしなりもかえって華やかさを出してくれます。
部屋のひと隅に花がある、それだけで、気持ちが和みます。
花市に行くたび思うことですが、花束を抱えている人の顔は、なぜか明るく見えます。ドアを開けた時の家人の顔、ゆっくりとした散歩に加えて、この黄色のオンシジュウムの花束、数日ぶりに明るい顔をしていました。