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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

デンマークのクロスステッチ 宿り木 松 クリスマスローズ

2013年11月29日 | クロスステッチ

晴れ、14度、41%

 まだまだ暑かった9月の半ばからさしはじめた3つのクロスステッチ、やっと額装が出来上がってきました。結局今年はこの3つしか刺せませんでした。実は刺しかけがひとつ、初めて自分で図案から興したクロスステッチですが、色決めで少しも前に進みません。何時出来ることやら、自分でも楽しみにしています。今回の、松、宿り木、クリスマスローズは大きさがそれぞれ若干違いますが、額の大きさは揃えて作ってもらいました。

  宿り木です。実際に宿り木を山の中で見かけたことがありません。花屋で売られているものをたった一度だけ。宿り木が寄生しているところを、一度は見たいと思い続けています。ヨーロッパでは、宿り木は、クリスマスのアドベントの頃から飾るそうです。リボンの部分は金糸を使っています。金糸は花糸にないので、DMCの糸です。金糸は麻の布通しが悪く、いつも引きつってしまいます。それでも、出来上がるとやはり華やかです。

  松も様々な種類があります。日本なら、こんな文様の松はあまり価値のない松ですね。松の葉は、クロスではなく、ただのバックステッチですが、一目一目指す楽しさは格別です。

  クリスマスローズ。昨年もひとつクリスマスローズを刺しました。今回のより色も控えめ、サイズも小さいものです。もう永年、クリスマスローズを育ててみたいと思い続けています。そのことをご存知の方が、この夏、種をくださいました。しわしわに乾燥した種でした。2晩水に漬けて、蒔きましたが、発芽しないままです。香港の暑さでは無理なのかもしれません。そんな思いが、いつもクリスマスローズへの憧れを強くします。

 麻の布ですから、とても目が細かく、ここ2年はめがねのお世話なしでは刺せなくなりました。図案の中でも、あら、半目違ってるわ、なんていうのはざらです。でも、絶対に半目ですら違ってはいけないのが、ボーダーです。図案を囲む枠です。半目違っていても、きちんと角が取れません。この大雑把な私が、きちんと目を数えて、数え漏れがないように、待ち針で印を付けながらの作業です。

 暑くても寒くても、刺繍をしている間は、モモさんは私の膝の上。気持ちよさそうに眠っています。モモさんの寝息を聞きながら、ひと刺し、ひと刺し。私にとって、心落ち着く時間です。

コメント (2)
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