曇り、25度、75%、シグナル1
辛い辛いと思っているタイの食べ物、蒸した餅米にココナッツミルクやドリアンのペーストをのせて食べるデザートのようなものは、これまたすごく甘く、派手な色付けがされている飲み物などは、味のメリハリにかけるようなところがあります。しかも、北と南では食べるものの種類も違う、トムヤンクンばかりがタイを代表する食べ物ではありません。
世界一のお米の生産量を誇る農業国としてのタイ、随分以前からオーガニックの蜂蜜や野菜を使ったものが充実していると感じていました。緑やピンクの人工着色料に色付けされたお菓子の横に、添加物の無い自然の色のものが並んでいます。
主人が出張の度に買って来てくれるのは、こうしたオーガニックのスナックや石けんなどです。オーガニックを謳った商品は、タイでもお値段は高め。オーガニックの化粧品にいたっては、換算するとビックリするほど高いものもあります。
ブロッコリーチップ、 ごぼうや人参いろいろな野菜チップは、台湾産のものも出回っていますが、ブロッコリーそのままの形は初めてです。チップといっても、実際にフライするのではなく、最近では真空状態で吹き付け乾燥をさせるそうです。口に入れると、ホロッと崩れます。塩も砂糖も含まれていません。青っぽいブロッコリーの匂いはそのまま、食感だけが違います。
バナナロール、 ご覧の通りロール状。きっと縦に薄く切ったバナナをくるくると巻いてゆっくり乾燥させたのかと思われます。噛み切るのも困難なくらい、ねっとりとしています。バナナチップの軽さとは違い、濃縮バナナです。無添加ですが、甘み、匂いともに生のバナナより強く感じます。8センチほどのこれひとつで、お腹にどっしり来ました。
実は、このブロッコリーチップとバナナロールは、初めて食べたものです。こちら、ココナッツフレークは、 随分以前から私の好物です。青いココナッツの内側の白い部分をローストしてもので、少し砂糖がまぶされています。好物ですので、食べ過ぎて一時はもう見たくないとまで思ったほどでした。以前は、こんなしゃれたパッケージではなく、ドンと大きな袋入り。食べ始めたら止まりません。
もう一つライスクラッカーがあるのですが、バナナでお腹が一杯、今日のおやつに食べてみるつもりです。タイでは、日本の大手のおせんべいやおかきのメーカーが工場を持っています。ポンポン菓子のような、ライスクラッカーがあっても不思議ではありません。
私が食べるものは、ほとんど一緒に食べるモモさん。ブロッコリーチップもバナナロールも1分近く匂って、嫌だと首を横に向けました。ココナッツフレークは、 お気に召したみたいです。私との取り合いになりそうな雰囲気です。