チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

しみ

2015年05月24日 | 日々のこと

雨、28度、99%

 左頬にしみがあるなって思ったのは、昨年の夏の事でした。このしみ、昨年の夏に出現したのか、それよりずっと前からあったのか分かりません。毎日鏡を見ていても、しわも、目尻が下がって来たのも見慣れて来るように、しみがあるのも気にならなければそれでよかったのですが、どうした事か、急に気になって仕方なくなりました。しみだって、しわだって出来てしまえば無くなる事はないのは分かっています。香港でしみ取りのレザー治療を受けた知人が、以前よりしみが大きくなったとこぼしていました。レザー治療なんてまっ平です。ジッとこのしみを見ていると、30代40代の頃、義母や母に口うるさく肌だけは大切にしなさい、と言われた事を思い出します。30、40代の私はこの香港で真夏、日焼け止めも塗らずに、セッセと主人に付いて山に海に出かけていました。当時の日焼け止め、匂いがきつく、付けると肌も妙な感じです。その上、日焼け止めを塗るだけで、汗がドッと顔に出るほど湿度が高い香港です。もう一つ、私はズボラです。

 気になり出すと、しみが増殖するのではないかと不安になり始めました。私が使う化粧水などの化粧品は、屢々書きますが、全て主人が出張の度に買って来てくれます。頼んでいるわけではありません。しかも、私など買わないようないいお値段のものばかりです。値段がいいからといって私に合ってるかは分かりません。でも、買って来て下さるので、調子がいいわとお礼を言います。すると、また買って来てくれます。そんなわけで、化粧水は箱のまま4本、乳液も2本ストックがあるほどです。

 しみのことを主人に言えば、きっと何かそれなりのものを買って来るだろうとは思いますが、自分の肌です、久しぶりに化粧品屋に行き、そんなに高くない普通の美白クリームを買いました。昨年の事です。美白化粧品は、しみ取りでない事は心得ています。要するにこれ以上しみを作らないためのもの。このクリーム一瓶使って、なぜかまたズボラになってそれっきり、しみもまた見慣れてしまいました。

 まだ肌寒い3月の下旬に日本に帰りました。大手の薬局のチェーン店の前には、ビラビラといつも紙の広告がぶら下がっています。風邪の季節には風邪薬の広告。花粉症の頃になればマスクありますとか。街の美観を壊すものだとは思いながら、少しでも安く薬を提供してくれるので、日本に帰れば必ず立ち寄ります。3月下旬だというのに、紫外線対策はお済みですかと広告。その横に、資生堂「HAKU」キャンペーン実施中!と幟です。そういえば、「HAKU」が出来たばかりの頃によく主人が買って来てくれていましたが、何分にも男の人が選ぶ化粧品です。そのとき、「HAKU」がよかったとかの記憶はありません。キャンペーンなんて謳っている幟にすっかり魅せられて、値段も見ず迷わずに一本「HAKU」を手に取りレジに直行。その晩から「HAKU」を付けています。

 そろそろ、ふた月。実はひと月経った頃に、あれ?しみが薄くなったと思いました。いや、気のせいかな?だって、美白化粧品はしみ取りではありませんからね。で、ふた月目。しみが小さくなっています。それにやっぱり色も薄くなっています。うれしやうれし。

 もちろん、ここ数年はBBクリームやCCクリームの日焼け止めも塗るようにしています。

 しわもしみも白髪も、年相応でいいと常々考えます。化粧品の合う合わないは人それぞれ、私には「HAKU」が効いてくれたようです。最近、年若い友人に肌を大切にしなさいよ、と口うるさく言う私です。

コメント
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