雪、1度、52%
この冬が始まった頃、冬用の下着類をユニクロに買いに行きました。暖かな土地で暮らしていたので、しっかりした防寒用の下着を持ちませんでした。思っていたよりもユニクロの商品はしっかりしていると気付きます。香港にもユニクロはあるのですがほとんど行くことがありませんでした。
数日前、ユニクロの独立店舗の前を通りました。ちょっとのぞいて見ることにします。買い物の目的はありません。ちょうど春物が出始めていて店内明るく感じます。春物と隣り合わせで、冬物がセールされています。ダウンの長いコートが定価の3分の1です。私のサイズもあります。散歩用に買いました。
真っ白色なダウンコートです。フードもついています。散歩や近くの買い物、歩いて行く時は20年以上も着ているダッフルコートを着ていました。大好きなコートです。これ以上酷使したくないと思い白のダウンを買いました。ダウンを買った次の日から雪は降り気温も氷点下をつけました。そんな天候でも、朝晩のココさんの散歩は欠かせません。白のダウンを着て出かけます。このダウン薄手です。軽いのはいいのですが、着込んだ上にこのダウンコートを着ても暖かだと感じません。古いダッフルの方がはるかに保温してくれます。 同じ薄手ですがモンクレールのハーフジャケットの方が着ていて暖かです。どうしてかなあ?
ユニクロで下着を揃えた時、薄手のベストも買いました。薄手のベストは着回しが効くので重宝します。これもモンクレールのを持っているのですが、ユニクロの方が数段お安いので、ユニクロのを普段に着ています。薄手のダウンは、夜洗うと朝には乾きます。おかげでほぼ毎日、ユニクロのダウンベストを着ています。ところが1月の半ば頃、ベストの前面、ウェストの少し上のところの表布が擦れて中のダウンが出て来始めました。毎日着ているとは言っても、ふた月も経ちません。 仕方ないのでワッペンを貼って着続けています。
手頃なお値段で買えるユニクロのようなお店がたくさんあります。商品も次々に季節に応じて出して来ます。サイズ展開も幅があるので買う方にとってはありがたい。昔のように、良い物を長く大事に着る時代ではなくなって来ています。「ファーストフード」に因んで「ファーストファッション」「ファストファッション」とも呼ばれるスパンの短い衣料販売です。品がよく長く着れるものだと、次の年は売れません。「来年にはもう着ない。」そんな思いで買うのかしら。
暮らしの中の道具も100円ショップなどが出来て気軽に買い換えます。洋服までもがそんな時代になったのだなあと、つくづく感じます。