晴、16度、81%
90個植えつけたチューリップ、まだ緑の蕾のものが10個近くありました。どんな色に咲くのか楽しみです。1日数回、様子を見に庭におります。このところの陽気でこの緑の蕾に色が付きました。黄色と紫です。
普通の赤、白、黄色のチューリップの球根を買ったつもりでした。色別に分けられたカゴから数えながら球根を選んだはずです。「紫?」紫のチューリップは最近の色です。 紫の花色も様々ですが、この紫は落ち着いた大人のベルベットのような紫、見惚れてしまいます。
黄色の蕾も開き始めました。「あれ?」花びらの縁に綺麗なフリルがついています。こんな球根まで買ってしまっていたようです。すっかり記憶にありません。普通の黄色に比べてやや濃いめの黄色です。フリルのような切り込みがこれまた美しい。
色が混ざったチューリップ、フリルのついたチューリップ、今までにない色のチューリップ。花が勾配によって作り変えられてきています。原種の人の手の入らないものが好きな私ですが、こうして庭に艶やかな花が咲くとやはり心がそそられます。
気温が高いせいで散り始めたチューリップもあります。薄い花びらが散る様を見ると「また、来年ね。」と声をかけます。切り花にせずに庭に咲かせておこうと思っていましたが、思い切って花が開き始めた黄色のフリルと紫のチューリップを家に飾ろうか思案中です。
ココさんは、桜の花吹雪の中を朝晩散歩します。 私が庭にいると必ず一緒です。散歩の途中では、道端の草を摘みます。摘んだ小さな花は、モモさんへのお土産です。春ならではの毎日です。