晴、11度、85%
ラベンダーが好きで香港の時に何度も種を蒔きました。涼しい気候を好むラベンダーです。高温多湿の香港では芽が出てもすぐに溶けるように芽がなくなりました。日本に戻ってきてまず自分で買って植えた苗は2本のラベンダーでした。2月の終わり頃だったと思います。蕾のついたその苗は花を咲かせ一年経ちました。その後、苗を売っているところを通るたびに驚きました。ラベンダーにはたくさんの種類があることを知らなかったのです。葉の形も、花の形もその香りまでもが違うラベンダーがあります。結局、昨年3種類のラベンダーを買って庭に植えました。
年末に求めたイングリッシュ系のこちらは、 雪が降る頃から咲いています。花よりも茎からの匂いが高いラベンダーです。
初めて求めたフレンチラベンダーです。 苞葉と呼ばれるウサギの耳のようなものの下に小さな花がついています。すでに茎が木質化しています。残念なことに香りはあまりよくありません。
手もかけずにおいたのにどれもが繁茂しています。もう一つはまだ花がつきません。一昨日からの雨風でなぎ倒されてしまいました。思い切ってハサミを入れて倒れた花を切りました。
切り花にすると素敵な花とは言い難いラベンダーですがテーブルに飾ります。 ラベンダーの香りというより草の青っぽい香りが強く鼻をくすぐります。
庭で土と向き合っている時は、モモさんのことを思いながらです。小さな花が咲いても、「モモ、ほら咲いたよ。」と声に出して話します。私が庭に花を咲かせようとするのは、モモさんに見せたいためだと気付いたのは昨日のことでした。。花が好きで切り花ですらクンクンと匂うモモさんでした。誤って首から落とした小さな花でも、 モモさんに見せます。「モモ、また咲かせるからね。」木の花、果物の花、野菜の花、花のための花。モモさんが見てくれています。