曇り、11度、71%
庭に蒔いたハーブの芽が出揃って来ました。このハーブの種は昨年の秋この庭から初めて採ったものです。やっと庭仕事も一巡目です。まだ本葉が2枚、4枚になったら本植えをします。今年はバジルを何本植えようかと考えていました。「そうだ、秋に作ったバジルのジェノバペーストが残ってるわ。」と気づきます。冷凍庫を覗くとまだひと瓶以上もあります。
そこでお昼ご飯は、ジェノバペーストを使ったピラフにしました。ジェノバペーストを作り始めて30年、バジルを山ほど、松の実、ニンニク、オリーブオイルをブレンダーでガガーっとするだけです。分量なんて測りません。緑の綺麗な香り高いジェノバペーストの出来上がり。パスタに合えるのはもちろんですが、白身のお魚のソースや味の濃いラム肉のソースにも使います。ピラフにするのは初めてです。
フライパンに油もひかずにジェノバペーストをたっぷりと落とします。自分で作っていますからどれくらいオイルが入っているか知っています。オリーブオイルばかりか松の実から出てくる油がじんわりとフライパンに広がります。瓶の蓋を開けた時は、バジルと松の実が香りました。火を加え始めるとニンニクの匂いが加わります。そこへご飯を加えて、あらかじめ作っておいた卵を混ぜました。彩りにエビ少々。
ほうれん草、レタスの微塵で作ったピラフも緑色ですが。ジェノバペーストを使うと香りが違います。庭からの恵みのジェノバペースト、今年もたくさんのバジルを植えましょう。