晴、25度、80%
豚肉の大きな塊を買いました。 見た瞬間「ローストポーク」を作ろうと思いました。でも1,5キロですから毎日「ローストポーク」になってしまいます。切り分けて400グラムほどの小振りな「ローストポーク」を焼きました。
ありがたいことに背脂がたくさんついています。 背脂に切り目を入れてグローブを差して焼くと脂が美味しく食べれます。お肉の下には茹でた「鞍掛豆」が敷かれています。野菜くずとローストするのが普通ですが、今回は「鞍掛豆」を使ってみました。 焼き上がると、蓋をして10分ほど置きます。肉汁がぐるぐると回っているのが静まるまでの辛抱です。
久しぶりの「ローストポーク」、しかも付け合せは「鞍掛豆」です。 肉を切り分けると、透明な肉汁がすっと包丁を伝わって出て来ます。パサつくと思われる「ローストポーク」ですが火を入れすぎないことがポイントです。肉の中央がややピンクなくらいがいい焼き加減です。底に敷いた「鞍掛豆」は肉汁と脂を十分に吸っています。添えたグリーンは「セージ」です。肉に合わせたのではなく「鞍掛豆」の脂をさっぱりさせてくれると思い、庭から摘んで来ました。
背脂は焼き目がしっかり付いてパリパリです。一方お肉はジューシー。そして「鞍掛豆」がこれほど美味しくなるのかと思うほどに仕上がりました。「鞍掛豆」は緑大豆です。豆の質が花豆などとは違うのでこうして焼いても煮崩れしません。脂との相性が抜群です。ボリュームのある一皿になりました。
お肉の塊まだあります。リピートしそうな「ローストポーク」です。