小雨、26度、76%
今年はイチジクが豊作です。ひと月近くも雨が降らずにかんかん照り、甘みが十分なイチジクでした。ところが台風11号以来雨が10日近く降り続きました。この間にイチジクに変化が起こりました。雨水を吸ったイチジクは青いまま大きく膨らみます。半日で皮が破けるほどでした。中には腐ったものまでありました。 しかも、水膨れのイチジクは甘みがありません。
そこで大きくなる前、色もまだ青いうちに採り入れました。 これを窓辺でどう変化するか様子を見ました。2日後、
右側が同じイチジクです。色付き始めています。皮の張りは無くなりましたが、食べてみると甘みも戻ってきました。「後熟れ」が出来ることがわかりました。
「後熟れ」に気付く前に採り入れた甘みの少ないイチジクをぬか漬けにしました。うっすらと甘みのある種の部分、面白い食感です。一緒に漬けた庭のキュウリの歯ごたえといい対象です。
暑さが続いて枯れてしまう木もありました。ダメにしてしまった食品もありました。降り続く雨で溶けてしまった植物苗、イチジクのように実割れを起こすものもあります。家の中は湿っぽい匂いが立ち始めました。台風12号が過ぎるまで雨が時折降る予報です。8月の下旬に入ります。極端なお天気は悩みの種です。ネットで守られたイチジクの木にはまだたくさん実が付いています。早くすっきりと晴れ渡った空が戻って来て欲しいものです。