チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

庭に来る冬の鳥

2022年01月30日 | 

晴、5度、60%  

 朝、座敷の雨戸を開けると蹲に飾ってある小さな置物が倒れていました。置き直しても次の日もまた倒れていました。 「猫が庭を通って行ったのね。」とまた置き直します。昨日、座敷を通りがてら蹲を見ると鳥の後ろ姿が見えました。蹲に溜まっている水を飲んでいます。私の気配に気付きません。窓越しですが、写真を撮ることが出来ました。

  「ヒヨドリ」です。いつもは気配に敏感ですぐに飛び立ちます。水を飲み終わると蹲の横のマキの木の枝で一休み。この大きなマキの突ペンでいつも「キーキー」と甲高い声で鳴く「ヒヨドリ」です。 つがいでいるところも群れているところも見たことがありません。いつも1羽です。

 午後になり日差しが出ると北側の庭から鳥たちのにぎやかの声が聞こえてきました。庭に出て見ると「白梅」のあたりが騒々しいくらいです。「白梅」もひとつほころび枝いっぱいに花芽がついています。 「メジロ」たちです。花が開く頃「ウグイス」がやって来ますが、昨年は来なかったように思います。「メジロ」は羽の緑と目の周りの白い隈取のコントラストが可愛い小鳥です。 大勢でいるせいでしょうが怖がらずに私と目が合います。

 庭には蹲以外にも水が溜まっている水甕が数個あります。「睡蓮」の甕2つ、「布袋草」の甕2つ。カラスもスズメもこの水甕で水を飲みます。そして、木々の小さな実がご飯です。 「ネズミモチ」の黒い実は美味しいらしく、3本ある「ネズミモチ」の実はほとんど鳥たちに啄ばまれます。そして黒いフンをあちこちに、私の車のボンネットもこの季節フンで汚されます。庭のあちこちに黒いフン、そして秋口になると思わぬところから「ネズミモチ」は地面から芽吹きます。よくできた自然の循環です。

 真っ赤な大きな「ローズヒップ」バラの実にはなぜか鳥たちが寄って来ません。噛んでみると酸っぱい。先月、地面からミミズを掘り返していた「ショウビタキ」の姿が見えなくなりました。オレンジ色の胸の羽が綺麗な小鳥です。庭に来る冬鳥も次第に移り変わります。木々は冬最後のひと月を前に花芽、新芽を膨らませ始めています。今日も賑やかな我が家の庭です。 

コメント
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