チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

黒いクリスマスローズ

2022年01月26日 | 

曇、8度、80%

 昨年10月に入った頃でしたか、「真奈さん、珍しい黒いクリスマスローズの苗です。」とお手紙付きで友人から小さな苗が送られてきました。クリスマスローズの特徴ある葉っぱは4枚、手のひらの乗るサイズにポットに植わっていました。クリスマスローズが花をつけるのは発芽から2、3年かかると聞いています。「黒いクリスマスローズの花を見れるのはまだ先のことだな。」と思い、地植えの大きく育ったクリスマスローズたちとは別の場所に鉢植えにして置きました。

 地植えのクリスマスローズたちは帰国後すぐに別の友人からいただいたものです。我が家で5年目を迎えます。きっと7歳8歳のクリスマスローズです。株は充実してきて、すでにたくさんの蕾をつけています。  昨年は株分けもしました。新しい株元から花芽付きの新芽が地面に見えています。 毎朝、寒くてもクリスマスローズの顔を見に裏庭に出るのが日課です。冬はほとんど水遣りをしません。2日前、ふと、黒いクリスマスローズの鉢に目をやりました。「??」「えっ?花?」黄色い花芯がはっきりと見えました。まさかの黒いクリスマスローズの開花です!

 小さな苗に開いた花がひとつ、蕾がふたつ。私は全く気付いていませんでした。なんという不覚。小さい苗ですから花も小ぶりです。「かわいい。」鉢を手に取りまじまじ眺めます。花を正面から見ると、黒くは見えませんが、花弁に見えるガクを外側から見ると確かに黒い花です。 黒い花は存在感が違います。小さければ小さいほど黒い妖精のように見えます。黒百合、黒いアミガサダケ、どれも私の憧れの花です。

 嬉しいので送ってくれた友人に知らせました。彼女の家のはまだ蕾もないそうです。「ブラックパールっていう名前だったわよ。」と教えてくれました。改良が進む花たちにはそれぞれ立派な名前が付いています。バラもクレマチスもホトトギスですらそれぞれに名前があります。覚えるのが面倒なので私は一絡げに「バラ」「クレマチス」「クリスマスローズ」です。

 鉢をデッキのベンチの上に置きました。ここに置けば居間から私がいつでもガラス越しに見ることができます。先日作った「セダムの寄せ植え」と一列。 もうすぐ2月、地植えのクリスマスローズも花開くはずです。黒のクリスマスローズ、この秋には地植えにしてやりましょう。

コメント
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